「ふたりの女王」作曲家が来日、影響受けた村上春樹の魅力は「日常と夢が同次元」

1

52

この記事に関するナタリー公式アカウントの投稿が、SNS上でシェア / いいねされた数の合計です。

  • 17 30
  • 5 シェア

ふたりの女王 メアリーとエリザベス」の音楽を担当したマックス・リヒターの来日お披露目ショーケースが、本日3月7日に東京・TRUNK(HOTEL)ONDENで開催された。

マックス・リヒター

マックス・リヒター

大きなサイズで見る(全8件)

マックス・リヒター

マックス・リヒター[拡大]

15年ぶりに来日を果たしたリヒターは、ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督作「メッセージ」に使用された「オン・ザ・ネイチャー・オブ・デイライト」など7曲を演奏。その静かで繊細なパフォーマンスに、会場を訪れた人々は息をのんで聴き入っていた。

マックス・リヒター(左)

マックス・リヒター(左)[拡大]

演奏後のトークで、リヒターは「ふたりの女王 メアリーとエリザベス」の楽曲を「男性社会の中で隔離された女性の話なので、女性の声を曲の中心に置きました。パーカッションや低音楽器で男性社会を表現しています」と説明する。そして映画音楽を手がける基準について「気に入った作品を担当することにしています。私は映画が大好きなんです」とコメントし、彼が影響を受けている村上春樹の話題になると「日常生活と夢を同次元で描いているところが面白い。親近感が持てると思いました」と顔をほころばせながら魅力を語る。さらにリヒターは「今はブラッド・ピットが出る映画の音楽を作っています」と明かして観客を驚かせた。

なおリヒターによる公演「マックス・リヒター・プロジェクト」が、3月9日に東京・すみだトリフォニーホールで行われる。詳細はユニバーサル ミュージックジャパンの公式サイトで確認を。

「ふたりの女王 メアリーとエリザベス」は、3月15日より東京・TOHOシネマズ シャンテ、Bunkamura ル・シネマほか全国でロードショー。シアーシャ・ローナンがメアリー、マーゴット・ロビーがエリザベスを演じ、ジョージー・ルークが監督を務めた。

この記事の画像・動画(全8件)

(c)2018 FOCUS FEATURES LLC. ALL RIGHTS RESERVED.

読者の反応

  • 1

映画ナタリー @eiga_natalie

「ふたりの女王」作曲家が来日、影響受けた村上春樹の魅力は「日常と夢が同次元」
https://t.co/0BGtVvk2HA

#ふたりの女王 #マックス・リヒター https://t.co/xhbSbkTsAy

コメントを読む(1件)

関連商品

リンク

あなたにおすすめの記事

このページは株式会社ナターシャの映画ナタリー編集部が作成・配信しています。 ふたりの女王 メアリーとエリザベス / マックス・リヒター / ジョージー・ルーク / シアーシャ・ローナン / マーゴット・ロビー の最新情報はリンク先をご覧ください。

映画ナタリーでは映画やドラマに関する最新ニュースを毎日配信!舞台挨拶レポートや動員ランキング、特集上映、海外の話題など幅広い情報をお届けします。