「
冲方丁の小説を映画化した本作は、安楽死志願の未成年12人による密室サスペンス。新田は「本当に12人の演技合戦でした。シンジロウは難しい役柄でしたが、みんなと戦いながら演じていました」と撮影を振り返った。
この日は監督を務めた堤幸彦も登壇予定だったが、インフルエンザのため欠席に。堤から届いた「真剣佑は座長風だったり、あるときは『おなか痛ーい』とわがまま小僧だったり、まったく放っておけない愛すべきキャラクターでしたが、ラストのラストでものすごい“神演技”をぶちかましたときはスタジオ全員が驚愕し、言葉を失い、不覚にももらい泣きしてしまいました」というメッセージに、新田は「いや……そんなに褒めないでくださいよ。セリフを覚えるのにいっぱいいっぱいで……」と照れた表情を浮かべる。
続いては、劇中で新田が披露するスキンヘッド姿の話題へ。新田は「あのスキンヘッドにするために、頭の型取りをすることになったんです。型を取るときって何かを塗られて、固くなるまでそのままでいなければならなくて。『頭の部分だけ型取りまーす!』ってスタッフさんに言われてたのに、いざ行ってみたら顔全部塗られてしまって(笑)。暗いところと狭いところが苦手な僕をだましてスキンヘッドが作られたっていう裏話があります。大人にだまされました!」と裏話を明かした。
さらに、この舞台挨拶に向けて共演者から寄せられた「ずっと聞きたかったけど、聞けなかった質問」に新田が答えていく。公私ともに親交のある北村匠海からの「僕との思い出で一番印象深い出来事を教えてください」という質問には「ランチを食べるためだけのために会って解散したり、2人で夜空を見上げながらお酒を飲んだり、地方での撮影のときに毎晩僕の部屋に来て話したり……と印象的なエピソードは本当にたくさんあります!」と回想する。高杉真宙の「コミュニケーション能力の向上を図りたいと思っているのですが、どうしたら新田さんのように素晴らしく人と接することが可能でしょうか?」との質問には、思わず「もう相談所じゃないですか(笑)」とツッコミ。「とりあえず、ハグから入ればいいんじゃないかな? 僕は握手して、ハグしてって感じです!」と自己流のコミュニケーション方法を伝授した。
最後に、新田は「この映画を観て人それぞれ思うことは違うかもしれませんが、希望とは、人間とは何か、そして命の大切さを知ることができる映画になっています。多くの方々にぜひ観ていただきたいです!」と熱く呼びかけた。
関連記事
新田真剣佑の映画作品
関連商品
リンク
- 「十二人の死にたい子どもたち」公式サイト
- 「十二人の死にたい子どもたち」 (@shinitai12movie) | Twitter
- 「十二人の死にたい子どもたち」 (@shinitai12movie) | Instagram
- 「十二人の死にたい子どもたち」本編映像
※記事公開から5年以上経過しているため、セキュリティ考慮の上、リンクをオフにしています。
映画ナタリー @eiga_natalie
【イベントレポート】新田真剣佑が北村匠海との友情に思い馳せる、高杉真宙にはハグを勧める
https://t.co/L7hgsNWJTg
#しにたい12 #十二人の死にたい子どもたち #新田真剣佑 https://t.co/UEIw0DdnTE