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東野圭吾の同名小説をもとにした本作は、捜査一課のエリート刑事・新田浩介がホテルマンに扮し、連続殺人事件の真相に迫るミステリー。舞台挨拶には新田役の木村をはじめ、
壇上のスクリーンが上がり、木村をセンターとした総勢17名の姿が現れると、会場に割れんばかりの拍手が響き渡る。木村は「映画のポスターにお顔が載っている方々に、こうして集まっていただけたことに感謝します。すごい作品に携わったんだなと改めて思った次第です」とかしこまって挨拶。司会者から「緊張してます?」と聞かれると、「この(登壇者の)数は普段ありえないですよ!」と嘆くように答える。舞台挨拶中は、木村の髪をかき上げるしぐさや質問に考え込む姿など、その一挙一動に観客から黄色い歓声が沸き起こった。
小日向は「木村くんとは2001年の『HERO』が初めての共演で、これまで末次事務官と久利生公平という関係が続いていたんですけど、初めて刑事としてご一緒できました。僕の中では記念すべき作品です」と感慨深い様子。それを受け木村は、小日向を「数少ない緊張しない先輩です」と表現したうえで「さっきもスタンバイしてるときに懐から携帯電話を出して、長澤まさみちゃんに『写真撮って!』ってお願いしてましたよ」と小日向の人懐っこい言動を報告する。
同じく「HERO」で共演した松には「お互いがお互いを感じたうえで、言葉にする必要ないよねと作業を進められました」と木村。松は「今後も精進します!」と恐縮し、濱田も「『HERO』で共演して、こうしてまたお会いできてうれしいです。……今回は(自分が)怪しい役だからこんなことしか言えない(笑)」と苦笑しながら伝えた。
長澤は撮影中、「生瀬さんと木村さんには深い信頼関係がある」と感じたという。生瀬は2000年から2001年にかけて放送されたコント番組「TV's HIGH」での木村との共演を懐かしみ、「映画やドラマでの共演は今回がほぼ初めて。お互い役作りの相談しながらね……あ、してないか(笑)。本当に楽しいひとときを(過ごしました)」と笑顔に。長澤が「本当に2人だけ楽しそうで。周りが見えてない感じでした!」と明かすと、生瀬は「え? イチャイチャしてたって?」とうれしそうに返答。木村から「話盛りすぎだよ!」とツッコまれ、長澤は「うらやましかった!」と本心をぶつけた。
また役柄になぞらえて、洞察力があるタイプかどうか聞かれた木村は、本作で共演した勝地と前田敦子の結婚に言及する。舞台挨拶の冒頭で「あっちゃんにストーカーする役でした!」と冗談交じりに挨拶した勝地。木村に「まったく見抜けなかった。このあとしっかり取り調べたいと思います!」と詰め寄られると、タジタジになり「あのときはまだ付き合ってないんですけどね……でもひさびさに再会したなあって感じではありました」と自ら暴露していた。
このあとも17名によるトークは盛り上がりを見せていく。最後は木村が「ここに登壇した以外の方々も本当に魅力があり、そんなワンカットワンカットが積み重なっています。ぜひそれをすべて受け取ってほしいなと思います」と映画をアピールし、舞台挨拶の幕を下ろした。
「マスカレード・ホテル」は、1月18日より全国ロードショー。
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