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「シュガー・ラッシュ」続編の監督が来日、日本版キャスト菜々緒の歌声を絶賛

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「シュガー・ラッシュ:オンライン」来日会見の様子。左からリッチ・ムーア、フィル・ジョンストン、菜々緒、クラーク・スペンサー。

「シュガー・ラッシュ:オンライン」来日会見の様子。左からリッチ・ムーア、フィル・ジョンストン、菜々緒、クラーク・スペンサー。

ディズニー長編アニメーション「シュガー・ラッシュ:オンライン」の来日会見が本日11月28日に東京・ニコファーレで開催。共同監督を務めたリッチ・ムーアフィル・ジョンストン、プロデューサーのクラーク・スペンサーが登壇した。

2013年公開作「シュガー・ラッシュ」の続編となる本作では、アクションゲームの悪役ラルフと、レースゲームの最強レーサーにしてプリンセスのヴァネロペがインターネットで冒険を繰り広げる。前作は小さなアーケードゲームの世界が舞台だったが、本作では広大なネットの世界に飛び出していく2人。ディズニーをはじめ、マーベルや「スター・ウォーズ」のキャラクターなども登場し物語を彩る。スペンサーは「ネットの面白さはどこにでも行けること。クイズに挑戦したラルフが、(「アナと雪の女王」の)アナとエルサのどちらになりたいか選ぶというアイデアもありました」と初期段階の構想を明かした。

前作同様、映画ではラルフとヴァネロペの友情が大きなテーマになっている。ムーアは1作目を「子供が初めて友情に出会ったような段階だった」と表現し、「シュガー・ラッシュ:オンライン」では「現実世界と同じように、誰かと意見が分かれたとき、状況に変化が訪れたとき、その友情は終わってしまうのか、それを乗り越えることはできるのかといった問題に目を向けました」と、より成熟した友情を描いたと語る。映画には白雪姫、シンデレラといった14人の歴代ディズニープリンセスも総出演。スペンサーは「彼女たちの声が物語の中で重要なものになります。ヴァネロペが『私のいる世界はアーケードゲームではないのかも?』と思い始めるきっかけ。プリンセスたちと出会い、新しい自分に気付き始めるのです」と説明した。

Google、Twitter、LINE、楽天市場など実在の企業が多く登場するネットの世界は、東京の街並みからも影響を受けている。インスピレーションをメモする段階で真っ先に「TOKYO」と書いたというジョンストンは「東京やニューヨークといった大都市をさらに広大にして、より生き生きした世界をイメージしました。東京のように眠らず、人々がせわしなく移動しているのです」と着想を語った。「リサーチのために東京に出張させてくれとお願いしたけど却下されたよ」と、スペンサーと顔を見合わせ笑う場面も。リッチは「特に夜の照明の表現は、東京の影響が強い。東京はとにかく明るくて、カラフル。クリアでぱきっとした色合いで映るんです」と付け加えた。

続いて日本版声優の菜々緒がゲスト登壇。彼女はヴァネロぺが憧れる、レースゲーム「スローター・レース」の天才レーサー・シャンクに声を当てた。ジョンストンは「シャンクは姉御肌。ラルフと比べて聡明で優しい心を持っているし、それでいてクール。菜々緒さんにぴったりです」と太鼓判。そしてヴァネロペとシャンクの友情が本作の核心に触れる部分であると話した。ムーアは、劇中でヴァネロペとシャンクの歌唱シーンがあることに触れ「歌声を聴いて、いつでもプロデビューできると思いました。早く皆さんに聴いていただきたい」と菜々緒を絶賛。監督陣からのべた褒めに、菜々緒は「うれしさと気恥ずかしさはもちろん、ここまでおっしゃっていただけると本当かな?と怪しんでしまいます(笑)」と述べて笑いを誘う。アフレコに関しては「リズム感のある英語と抑揚の少ない日本語を比較して、どのようにセリフとマッチさせるかということをもっとも意識しました」と語った。

「シュガー・ラッシュ:オンライン」は、12月21日より全国にてロードショー。サウンドトラックは12月19日に発売される。

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