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東野圭吾の同名小説をもとに、愛娘の脳死を宣告された離婚寸前の夫婦が、最先端テクノロジーで娘を回復させようとするさまを描いた本作。篠原は「最初の5分で涙が止まらなくなりました」と感想を静かに述べたかと思うと、自身のきらびやかなマーメイドドレスを指して「なんで私が人魚なんだろう(笑)。出しゃばっちゃったみたい。恥ずかしい!」と照れ笑いを浮かべる。
篠原と西島は本作で3度目の共演を果たした。篠原が「西島さんはすぐ吹き出します。笑い上戸ですよね」と指摘すると、すかさず「篠原さんもね」と西島。さらに西島が「篠原さんは元気じゃないときがない。今回は『この映画のために少し抑えなきゃ』と言っていたのに、この感じ」と追い討ちをかけるように明かすと、篠原は「私、隠れといたほうがいいかな。ひょっこりはんみたいに! ……すみません、また余計なことを」とすぐふざけてしまう自身を反省する。その様子を見ながら、堤は「ほぼ映画のストーリーに沿って撮影していったので。本当に家族みたいになりましたね」とほほえんだ。
恋人同士の役を演じた坂口と川栄も「順番で撮れたのはお芝居をするうえで助かりました」と口をそろえる。坂口は「食事デートをするシーンごとに(役の)感情が動いていくタイミングになっていました。特に綿密な話し合いとかはなく、自然に演じました」と2人のシーンを振り返り、川栄も「いい雰囲気で撮影できました!」と同意。また松坂は「松竹さんに育てていただき、今回は本格的におばあちゃん役でデビューさせていただきました」と茶目っ気たっぷりに話して共演者たちを笑わせた。
そして司会者からサプライズの発表が。そわそわする登壇者たちの前に現れたのは、篠原と西島演じる夫婦の子供役で出演した
斎藤は「映画の中のお父さんとお母さんとお姉ちゃんと僕の絵を描いてきました!」と言ってスケッチブックを開き、カラフルなイラストを披露。西島は「うまいな!」と褒めて顔をほころばせた。さらに稲垣は“両親”に宛てた手紙を朗読。撮影現場で篠原と歌って踊ったエピソードなどを読み上げ、「将来は篠原さんみたいに、いつも楽しく笑っててお料理の上手なかわいい女優さんになって、西島さんみたいなたれ目でスーツの似合う面白い人と結婚して幸せになりたいです!」と締めくくられた手紙に、篠原は「私も来泉ちゃんと一緒にお仕事できて幸せだったよ」と再び涙を見せる。
感動的な雰囲気の中、篠原と稲垣がリクエストに応えて歌とダンスを実演する一幕も。そんな2人に爆笑する西島は「泣きかけたけど、“たれ目”で引っ込みました!(笑)」とぼやきつつ、うれしそうに目尻を下げた。
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篠原涼子の映画作品
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- 「人魚の眠る家」予告編第2弾
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「人魚の眠る家」篠原涼子がサプライズに感涙、西島秀俊は“たれ目”に涙引っ込む(写真25枚)
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