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「ごっこ」千原ジュニアと監督が平尾菜々花を絶賛「子役じゃなくて天才」

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「ごっこ」初日舞台挨拶の様子。

「ごっこ」初日舞台挨拶の様子。

ごっこ」の初日舞台挨拶が本日10月20日に東京・ユーロスペースにて開催され、キャストの千原ジュニア平尾菜々花、主題歌を担当した川谷絵音(indigo la End)、監督の熊澤尚人が登壇した。

2016年10月に死去した小路啓之による同名マンガが原作の本作は、大阪の寂れた帽子店で仲むつまじく暮らす40歳目前のニート・城宮と5歳の少女ヨヨ子の平和な生活が、ある衝撃的な事実によって崩壊してしまうさまを描くヒューマンドラマ。千原が“パパやん”こと城宮、NHK土曜時代ドラマ「悦ちゃん」の平尾菜々花がヨヨ子を演じた。

千原は「撮影は3年前の寒い時期、くしくも川谷くんが世間を騒がせているときで。どっちもこっちも大変やなと言いながらやっていたのを覚えています」と話して観客の笑いを誘い、平尾を「完全に、ただの天才です!」と絶賛する。平尾は「天才とかではないんですけど……」と恐縮しつつ、「千原さんがたくさんお話ししてくださったのでリラックスして演じられました」と撮影時を回想。その言葉に千原は「学校で流行っていることを教えてもらったりして楽しかったです。そのぶん石橋蓮司との絡みがしんどくて! なんにもしゃべることあらへん」と続けた。また、平尾からカラフルなブレスレットを贈られたという千原が「撮影のとき以外はずっと着けていました」とはにかむ場面も。

熊澤は「(城宮役は)ジュニアさん以外ありえないと思った。ジュニアさんの何が起こるかわからない感じを大切にしながら作っていきました。ヨヨ子は演じる子によって映画が変わってくるので、100人以上オーディションをして天才を選んで。(平尾は)子役じゃなくて天才だったんです」とキャスティングの決め手を明かす。そして主題歌「ほころびごっこ」を書き下ろした川谷は「この映画は熱海で観たのですが、熱海の雰囲気とまったく逆というか。めっちゃ暗いなと思ったけど、2人の演技に引き込まれて早く曲を作りたいと思いました」とオファーを受けた経緯を説明した。

最後に平尾は「皆さんに観ていただけてうれしいです。『ごっこ』をよろしくお願いします」と挨拶し、千原は「原作者の奥さんから『旦那が喜んでいると思います』というお言葉をいただけたので、やったかいがあったなと思います。今日はカメラがいっぱいあるから、出たところで『めっちゃよかったー』『ほんま衝撃や!』とコメントを取ってCMで流してもらっても。いろんな方に伝えていただけたら」とイベントを締めくくった。

(c)2017 楽映舎/タイムズ イン/WAJA

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