市村正親、クリスマス映画の予告編収録で「私以外に誰がやるんだ」と気合い十分

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小説「クリスマス・キャロル」を題材にした「Merry Christmas!~ロンドンに奇跡を起こした男~」日本語吹替版本予告の公開アフレコが本日10月9日に東京都内で行われ、市村正親が参加した。

「Merry Christmas!~ロンドンに奇跡を起こした男~」予告編の収録に挑む市村正親。

「Merry Christmas!~ロンドンに奇跡を起こした男~」予告編の収録に挑む市村正親。

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市村正親

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本作はイギリスの文豪チャールズ・ディケンズを主人公に、「クリスマス・キャロル」の創作過程と彼の心の旅を描くファンタジー。「美女と野獣」のダン・スティーヴンスがディケンズを演じ、バハラット・ナルルーリが監督を務めた。市村は小説の世界でディケンズと対話する「クリスマス・キャロル」の主人公スクルージに声を当てる。

市村正親

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ミュージカル「スクルージ~クリスマス・キャロル~」で1994年の初演以来、スクルージを演じ続けている市村は「私以外に誰がスクルージをやるんだ!」と気合い十分。収録では、「リラックスした感じ」「ワクワクした感じ」というスタッフの求めに応じて、身振り手振りを交えながら「超訳吹替版だって? はっ、くだらん!」などとスクルージ風のナレーションを読み上げていった。

市村正親

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スクルージを演じる魅力として、市村は「意地悪でけちんぼ、言葉も汚い彼が自分の人生を見つめ直していくうちに、クリスマスの精神を感じていく話なので、演じるたびに自分の人生を振り返ることができるんです」と述べる。本編のアフレコを振り返った市村は「わりとスムーズでしたが、ナレーションは感情が入らないのでつらかったですね」と語る。出来を問われると「最高ですよ! 監督からもOKが出ましたし、最高でなければ出しませんので」と太鼓判を押した。

クリスマスをテーマとした内容にちなみ「クリスマスの過ごし方は?」という質問も。市村は「2人の子供と愛する妻の家族4人で過ごします」とほほえむ。続けて「子供の学校のお友達を招くこともあるんですが、長男が小学3年生のとき、僕の作った『クリスマス・キャロル』の紙芝居を友達に読んで聞かせたいと言ってくれてとても感動しましたね」と目を細めていた。

「Merry Christmas!~ロンドンに奇跡を起こした男~」は11月30日より東京・新宿バルト9ほか全国でロードショー。

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