ラリー・クラーク「KIDS／キッズ」初Blu-ray化、脚本はハーモニー・コリン

ラリー・クラークが監督、ハーモニー・コリンが脚本を担当した「KIDS／キッズ」のHDリマスターBlu-ray / DVDが、11月2日に発売される。

1990年代の米ニューヨークを舞台に、酒、ドラッグ、セックスに明け暮れる若者たちの24時間を描いた青春群像劇。たった一度のセックスでHIVに感染してしまい、相手の男を探して徘徊するジェニーを中心に、ヴァージンにしか目がないテリー、年中ラリってるキャスパー、性経験が豊富なルビーらの日常が活写される。レオ・フィッツパトリック、ジャスティン・ピアース、クロエ・セヴィニー、ロザリオ・ドーソンがキャストに名を連ねた。

本作は、コリンが10代の頃に執筆した脚本を写真家として活躍していたクラークが映画化したもの。クラークの長編映画デビュー作にして、1995年の第48回カンヌ国際映画祭のコンペティション部門に出品されている。またガス・ヴァン・サントが製作総指揮を担当。国内では1996年にR15+指定で公開されていたが、DVDが廃盤となったため長らく入手困難となっていた。

Blu-ray商品限定で劇場パンフレットに掲載されていた川勝正幸による解説文が付録。またスペシャルグッズが抽選で当たる応募はがきも封入される。A賞にはTシャツ、B賞にはマグカップ、C賞にはトートバッグが用意された。