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僧侶の悩みはモテること…海外映画祭で話題呼んだ「仁光の受難」DVD化

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「仁光の受難」

「仁光の受難」

異常なほど女性にモテる僧侶の苦悩を描いた時代劇「仁光の受難」のDVDが、9月5日に発売される。

映像ディレクター・庭月野議啓が4年の歳月をかけて自主制作で作り上げた本作。誰よりも謹厳実直でありながら女にモテすぎるという悩みを抱えた僧侶・仁光と、男の精気を吸い取って殺すという妖女の邂逅が描かれる。バンクーバー国際映画祭や東京フィルメックスなど数々の国際映画祭で上映され話題を呼んだ。仁光を演じたのは「クローズZERO」「野火」の辻岡正人

DVD化にあたり、庭月野は「実写・VFX・アニメと、僅か数秒でもすごく時間をかけて仕上げているカットもあるので、繰り返しご覧頂く方は、細部も楽しんで欲しいです。有名な怪談や昔ばなしのように、末永く皆さんに楽しんで頂ければ本望です」と呼びかけている。

庭月野議啓 コメント

私にとっては長編デビュー・初の劇場公開ということで不安もありましたが、連日たくさんのお客さんに来て頂き、特に東京ではチケット完売・満席の日も多かったので嬉しかったです。女性のお客さんが多いことも意外でしたし、リピーターの方もたくさんいて、多い方では5回も観に来て頂けました。刺激の強いシーンもあったと思いますが、にこにこと微笑みながら帰って行くお客さんが多かったことも嬉しかったです。
オトナの日本昔ばなし・エロティック怪談と評されるこの作品はオーソドックスな昔語りのスタイルで進行しますが、特筆すべきはやはり時代劇の随所に挿入される浮世絵・曼荼羅のアニメーションだと思います。有名な浮世絵作品やその模倣も出てきますので、探してみて下さい。もちろん仁光(辻岡正人)を含め、シリアスさとコミカルさを併せ持つ魅力的な登場人物たちも見どころです。アニメカットが多いので、撮影時は監督以外のスタッフ・キャストは完成型を想像するのに苦労したようですね。
DVDの発売で、「すごく観たい!」と言って頂けながらも劇場公開で行けなかった地域の方々に、ようやくお届けできるのは大変嬉しいです。お待たせした分、楽しんで頂きたいです。
実写・VFX・アニメと、僅か数秒でもすごく時間をかけて仕上げているカットもあるので、繰り返しご覧頂く方は、細部も楽しんで欲しいです。有名な怪談や昔ばなしのように、末永く皆さんに楽しんで頂ければ本望です。

(c)TRICYCLE FILM

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