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小松重男の短編小説集「蚤とり侍」に収録されているエピソードをもとにした本作。女性に愛を奉仕する裏稼業“のみとり”に従事することを命じられたエリート藩士、小林寛之進の苦闘がコミカルに描かれる。
昨日5月17日、兵庫・阪神甲子園球場で行われた阪神タイガース対横浜DeNAベイスターズ公式戦の始球式に参加した阿部は「肩が痛いです。この歳でマウンドから(ボールが)届くのかなと思っていたんですけど、なんとか届きました」と回想。続いて、豊川とともに2日間にわたり大阪で応じた取材を振り返りながら「非常に幸せな気持ちでした。男2人でできるキャンペーンもなかなかないので。また共演よろしくお願いします」とリクエストする。豊川も「自分以外の俳優さんが仕事についてどう考えているかを間近で聞くことができました。またお願いします」と阿部との再共演を望むと、会場には拍手が巻き起こった。
斎藤が阿部、豊川、松重を見ながら「僕は上背があるほうなんですけど、ご覧の通りこのお三方を見上げる形で……」と述べると、阿部は「斎藤くんと並ぶときは身長を合わせるようにしてました。松重さんといるときは少しでも上に行けるように背伸びをして」とジョークを飛ばす。「でかいおじさん枠で呼ばれた」と自虐的に話す松重は「江戸時代に50代で185cmを超えたおっさん3人がそろうことはないと思うんですよね」と自身の意見を正直に話し、観客の笑いを誘った。
撮影時にもっとも緊張したシーンを、山村紅葉との共演シーンだと明かした阿部。すでに映画を鑑賞した観客に対し「つま先までピーンと伸び切っているような。観ていただいたのでわかると思いますが、芝居を忘れているようなシーン」と楽しそうに伝えた。それを聞いた寺島は「自分の撮影の2日前くらいに山村紅葉さんの撮影があって、京都のスタッフの方たちが『本当にすごかった!』と騒然としていました。撮影所はずっと山村紅葉さんの話題で」と述懐。印象に残っているシーンを聞かれた豊川も「やっぱり山村紅葉さんですね」と畳み掛け、「あそこに阿部寛の役者魂を見た気がします。なんでもできちゃうんだなという。スタッフがあれだけ喜んだシーンはなかなか体験したことがないですね」と語った。
ここでステージにシャンパンタワーが運び込まれる。EDO WONDERLAND 日光江戸村のキャラクター・ニャンまげが登場し、阿部にシャンパンを手渡した。阿部は「劇場で大笑いしてもらえる、ちょっとエッチな映画になりました。R15なので高校生は観れますからね?(笑)」と作品をアピールする。そして鶴橋は「ありがとうだけです」と現在の心境を伝え、「本当に誇りです。これが遺作になってもいいと思いながらも、また企画書を書き始めています。またよろしくお願いいたします」としみじみ話した。
※「のみとり侍」はR15+指定作品
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阿部寛の映画作品
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