“監督グレタ・ガーウィグ”が生き生きと演出「レディ・バード」メイキング映像

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第75回ゴールデングローブ賞のミュージカル / コメディ部門で作品賞と女優賞を受賞した「レディ・バード」のメイキング映像がYouTubeにて公開された。

「レディ・バード」メイキング写真。左からシアーシャ・ローナン、グレタ・ガーウィグ。

「レディ・バード」メイキング写真。左からシアーシャ・ローナン、グレタ・ガーウィグ。

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「レディ・バード」

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本作は、グレタ・ガーウィグが自伝的要素を織り交ぜて制作した青春ドラマ。アメリカ・サクラメントのカトリック系高校に通う少女が、進路や友人関係、恋愛などに揺れ動くさまをユーモラスに描く。自らを“レディ・バード”と称する主人公・クリスティンを「ブルックリン」のシアーシャ・ローナンが演じた。

「レディ・バード」

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映像は「フランシス・ハ」「20センチュリー・ウーマン」などで女優として活躍してきたガーウィグが、監督として生き生きと演出を行う姿を切り取ったものになっている。ローナンのほかティモシー・シャラメ、ルーカス・ヘッジス、ビーニー・フェルドスタインらが登場する。

「レディ・バード」

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ガーウィグは自身が生まれ育ったサクラメントを本作の舞台に選んだ理由について「私はサクラメントが大好きなの。そんな街にラブレターを書きたいという思いが、本作を作ることになった動機よ」とコメント。「出身地に思いを馳せるようになったのは、街を離れてみてからのこと。16歳の子にとって、関心事は出身地以外のものにあることがほとんどで、そこへの愛着を見いだすのは難しいものだから。劇中の出来事に実話は1つもないけれど、故郷、幼少期、巣立ちに対する思いにつながる核心部分は実話なのよ」と語っている。

なおガーウィグは、サクラメントを舞台にした映画を3本構想中とのこと。イタリア人作家エレナ・フェッランテの4部作小説「ナポリの物語」から着想を得たものだそうで、「レディ・バード」では描き切れなかったアナザーストーリーを含む“サクラメント4部作”として描くことを望んでいるという。

「レディ・バード」は、6月1日から東京・TOHOシネマズ シャンテほか全国でロードショー。

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(c)2017 InterActiveCorp Films, LLC. (c)Merie Wallace, courtesy of A24

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tAk @mifu75

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