「レディ・プレイヤー1」タイ・シェリダンが出演秘話語る、VRに対する思いも

「レディ・プレイヤー1」にて主人公ウェイドを演じたタイ・シェリダンのコメントが到着した。

スティーヴン・スピルバーグが監督を務める本作は、オアシスと呼ばれる仮想現実世界を舞台とするアクションアドベンチャー。シェリダンのほかオリヴィア・クック、マーク・ライランス、サイモン・ペッグ、T.J.ミラー、ベン・メンデルソーン、森崎ウィン（PrizmaX）がキャストに名を連ねた。

シェリダンは「僕は自分のオーディション用のテープを送ったんだ。そうしたら僕のエージェントが、『彼らは誰かほかの人を探すかもしれない』と僕に言ったんだ」と、出演のチャンスを逃しかけていたことを明かす。その後再びエージェントから連絡があったと言い、「ロサンゼルスまで飛んで行ったよ。そこでスピルバーグに会ったんだ。僕らはそこで20分ほどVRについて話した。スピルバーグはなぜVRに夢中なのか、そしてなぜこの映画を作ることに興奮しているかを僕に語ってくれたんだ」と話した。

出演が決まる前からVRに興味を持っていたというシェリダン。「VRのコンテンツをどうやれば作れるか？ そしてどのようにストーリーを語ればよいのかについて考えていたくらいさ」と述べ、VRの魅力に関して「エンタテインメントの中だけにとどまらない。教育や、PTSDといったエモーショナルな障害を乗り越えるのを助けるためにだって使える。これからの生活には欠かせないものになる可能性があるんだ」と語っている。

「レディ・プレイヤー1」は4月20日より全国ロードショー。