本日3月24日、「
本作は、文化祭を3日後に控える高校演劇部の女子たちを描く青春ストーリー。地味な演劇部において、唯一その美貌で注目を集めていたひかりが突然退部したことから物語がスタートする。そして主人公・沙彩を含む残された“微妙な女子”4人が「ヒロインを誰が演じるのか」という問題に直面し、秘めてきた思いをぶつけ合っていく。
「初主演で不安な部分もあった」という沙彩役の福原は「一番最初に監督に声を低くしてほしいって言われて。その日からプライベートでも低くしゃべってました」と役作りを明かす。高野は「かわいらしい雰囲気を抑えるためにも低い声で話してほしいとお願いしました。学園ナンバーワンの女子ではないというところを出したくて、等身大でいそうな女子高生になってほしいなと」と演出意図を述べる。
演劇部の絶対的ヒロイン・ひかりに扮した玉城は「(ひかりは)自分で台風を起こして去る勝手なキャラクター。自分の雰囲気と合ってたらいいなと思ってました」とコメント。蒼生に扮した矢倉は「男っぽい女の子の役で、自分とは正反対だったので難しかった。髪型がオールバックで、自分でも撮影中に鏡に映るたびに何度も二度見してしまったんです」と笑顔で話す。
胡桃役の小野は「すごく寒い深夜の撮影で心底震えてるときに、監督が手を叩いて風圧がボン!ときて『がんばるぞー!』って気合いを入れてくれたときにとてもやる気が出てありがたかった」と撮影を振り返る。齋藤は自身が演じた美紅のキャラクターについて「最初台本をいただいたときから、パンチあるなあって思って。咀嚼するまでにだいぶ時間がかかった」と吐露した。
福山は女子に囲まれた撮影現場を回想し「いい意味で男として扱ってくれなかった。壁を作らずやってくださったので苦じゃなかったです」と語る。司会者が「劇中のような女子のドロドロした感じは撮影中はなかったんですか」と興味津々な様子で尋ねると、福原は「寒いからヒーターの周りでみんなでお弁当食べてるくらい仲がよかったんです」とにこやかに話す。すると秋山が「1人で聞き耳立ててたんですけどけっこうドロドロしてましたけどね」と言い放ち、女子たちは「してないのにー!」と一斉に笑いながら否定した。普段からさまざまなキャラクターを演じ分けている秋山は「謙遜する女子の生々しい感じを持ち帰ろうとしました」と言い、自分の演技について「しょんべんするシーンは何日間か考えて悩みました。背中だけでしてるように見せるにはと、下半身に力を入れて過ごした」と話し、観客を笑わせた。
最後に福原は「SNSが発展してるからこその現代の女の子たちを忠実に再現している映画。女の子ってこんなに怖いんだって思うかもしれないんですけど、それぞれが素敵な心を持ってたりするんです。1回じゃ物足りないかもしれないので毎日来てください」と笑顔でアピールし、イベントは終了した。
「女々演」は東京のシネ・リーブル池袋ほかにて上映中。全国順次公開。
※高野舞の高は、はしごたかが正式表記
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