カフカ原作「審判」フランスの映画祭に出品、監督J・ウィリアムズが喜び語る

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フランツ・カフカの小説をもとにした「審判」が、第13回ヨーロピアン・インディペンデント映画祭に正式出品されると決定。監督を務めるジョン・ウィリアムズのコメントが到着した。

「審判」メインビジュアル (c)Carl Vanassche

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「審判」ポスタービジュアル

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「スターフィッシュホテル」のウィリアムズがカフカの小説にサスペンス要素とブラックユーモアを交えて映画化した本作。東京で暮らす銀行員・木村陽介の身に降りかかる、理不尽で滑稽な出来事を描く。Kこと木村をにわつとむが演じ、“殴る男”役で坂東彌十郎が11年ぶりに映画出演を果たした。

現地時間5月4日からフランス・パリで開催されるヨーロピアン・インディペンデント映画祭は、インディペンデント映画界の発展を目的としたもの。ウィリアムズは「ヨーロピアン・インディペンデント映画祭は、ヨーロッパのサンダンス映画祭と呼ばれていて、素晴らしい評判の映画祭です」「本作は、すごく独特でインディペンデント的な方法で、関係者の愛と技能で作られたので、ヨーロピアン・インディペンデント映画祭は、『審判』を海外で初めて上映するのに最適な映画祭だと思います」とコメントを寄せた。

「審判」は6月30日より東京・ユーロスペースほか全国で順次公開。

※記事初出時、内容に一部誤りがありましたので訂正しました。

ジョン・ウィリアムズ コメント

「審判」がパリのヨーロピアン・インディペンデント映画祭に招待されたことを大変嬉しく思っています。ヨーロピアン・インディペンデント映画祭は、ヨーロッパのサンダンス映画祭と呼ばれていて、素晴らしい評判の映画祭です。本作に関わったキャスト、スタッフ、その他の協力者の方に、改めてお礼を言いたいと思います。
本作は、すごく独特でインディペンデント的な方法で、関係者の愛と技能で作られたので、ヨーロピアン・インディペンデント映画祭は、「審判」を海外で初めて上映するのに最適な映画祭だと思います。

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(c)100 Meter Films 2018

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