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娼館に転属となった青年の姿追う台湾映画「軍中楽園」5月公開

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「軍中楽園」ティザービジュアル(表)

「軍中楽園」ティザービジュアル(表)

「モンガに散る」のニウ・チェンザーが監督を務めた「軍中楽園」が5月より東京・ユーロスペース、大阪・シネマート心斎橋ほか全国にて順次公開される。

「軍中楽園」は、1969年の金門島を舞台とする台湾映画。過酷な訓練で知られる“海龍蛙兵”(フロッグマン部隊)に配属されたあと、831部隊と呼ばれる娼館に転属となった20代の青年ルオ・バオタイの姿を追う。「モンガに散る」に主演したイーサン・ルアンのほか、レジーナ・ワンチェン・ジェンビンチェン・イーハンがキャストに名を連ね、ホウ・シャオシェンが編集に協力している。

劇中に登場する娼館はかつて実在しており、1992年の閉鎖まで40年にわたり公然の秘密とされていた。ニウ・チェンザーは「歴史から葬られた彼ら1人ひとりの物語、愛、そして言葉にならない悲しみを、映画を通して伝えようと思いました」と述べている。

ニウ・チェンザー コメント

このテーマを私が選んだのではない、このテーマに選ばれたのだ。
今回私は初めて幼い頃の記憶をたどり、深くしまいこんできた感情と対峙しました。そして、父の世代が抱いてきた望郷の思いと、不本意にも故郷を奪われた悲しみを描こうと努めました。
歴史から葬られた彼ら1人ひとりの物語、愛、そして言葉にならない悲しみを、映画を通して伝えようと思いました。

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