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本作は映画監督を夢見る純朴な青年・健司と、スクリーンの中から現れた姫・美雪の切ない恋をオリジナル脚本で描くラブストーリー。武内の「綾瀬はるか史上最高に美しく撮ることを目標にしました」という言葉を受け、美雪役の綾瀬は「メイクもヘアスタイルも衣装も、スタッフの皆さんが王女に見えるように作ってくださいました」と感謝する。劇中の綾瀬に対して、健司役の坂口からは「美しかったです」と感嘆の声が。坂口は「クランクインしたとき、衣装姿を見た瞬間から(綾瀬は)美雪姫でした。僕も健司としてお芝居がやりやすかったです」とほほえんだ。
本作のストーリーに合わせ、トークは「映画やテレビから誰か出てきてくれるなら?」というテーマで進んでいく。綾瀬に憧れて芸能界に入ったという石橋は「オードリー・ヘプバーン! この作品の綾瀬さんは本当にオードリーみたいなんですよ」と回答。また坂口が「『風の谷のナウシカ』のナウシカです」とアニメキャラクターに思いを馳せると、本田も「ピカチュウ!」と答える。坂口と本田が「え、しびれるんだよ?」「ナウシカに食いつかれるかもよ!?」「それはテトだよ!」と言い合っている横で、綾瀬は「『グッド・ウィル・ハンティング(旅立ち)』の若いマット・デイモンと、『ボーン』シリーズのムキムキのマット・デイモンと、トトロと、スパイダーマンと……あと私もオードリー・ヘプバーンさん!」とマイペースに名前を並べた。そして「(ヘプバーンの)昔の作品を観直したり。王女の歩き方や所作はいろんな作品を観てイメージしました」と役作りについて明かす。
続いて健司と美雪の関係にちなみ、「振り回されるほうと振り回すほう、自分はどっちのタイプ?」というテーマに。中尾は客席に母親がいると張り切っていたものの、「振り回せたことが一度もないから女性を振り回すのに憧れます。(家庭では)どちらかと言えば僕が追い込まれてるかも……」と、妻である女優の仲里依紗を想起させる自虐発言で笑いを誘う。坂口はニヤッと笑いながら「振り回されているふりをするタイプです」とコメント。「振り回したい気持ちもわかるけど、それができない。でも振り回させてあげてるんだよ?的な感じ」という坂口の説明に、観客が「かわいい!」と声を上げると、本田は「ちょっと待ってください! かわいいんですか!?」と声を荒げて制止した。
最後に綾瀬は「振り回してるようで振り回されてる。でも時と人によります」とキッパリ。そして「振り回していると自分で思ってても、結局は手の内で転がされてる」と続けようとしたようだが、「手の内でころさ……」と言い間違えてしまい、中尾から「殺されてるんですか!?」と盛大にツッコまれていた。
「今夜、ロマンス劇場で」は2月10日より全国ロードショー。
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