ナオト・インティライミ、子供とのサッカーにも全力「スタジアムでやってる気持ち」

本日1月7日、「ナオト・インティライミ冒険記 旅歌ダイアリー2 後編」の公開を記念した舞台挨拶が東京・TOHOシネマズ 新宿にて行われ、ナオト・インティライミ、監督の加藤肇が出席した。

本作は、ナオトが純粋に音楽を楽しむ心を取り戻し、原点回帰をするために行った13年ぶりの長旅に密着したドキュメンタリー。ナオトは「あけましておめでとうございます！ 本年もよろしくお願いします！」と言いながら加藤とともにステージに上がる。そしてナオトのライブに“槙野インティライミ”として登場したこともある浦和レッドダイヤモンズの槙野智章がサプライズで姿を見せると、ナオトは「華があるね！」と大きな拍手を送った。

本作の感想をMCに問われた槙野は、ナオトがマダガスカルの子供たちとサッカーをする場面に触れながら「やっぱりテンションや周りの雰囲気で“ゾーン”に入ったんじゃないですか？」とコメント。それを受けてナオトは「あれ、6万人のスタジアムでやってる気持ちだったからね。歌のシーンとかは切ってもいいけど、あのシーンだけは絶対編集でカットするなって言いました」と明かし、「日本代表の方に言ってもらえるのは一番うれしい」と自身のプレイが褒められたことを喜ぶ。

本作には、ドイツのサッカーリーグ・ブンデスリーガで活躍するドルトムントの香川真司も登場する。香川の自宅に2泊したというナオトは「“シンジ・カガワ”選手は興味が旺盛。『ナオトさん、アフリカどうだったんですか？』とか、何を感じてきたのかを聞かれて。地図帳を開きながら夜な夜な話しました」と香川と過ごした日々を振り返る。

最後にナオトは「ナオト・インティライミの音楽を聴いたことがない方や、なんならナオト・インティライミ苦手だなっていう方にも観ていただきたい映画になっています」と本作をアピールし、「20年後に振り返ってもこの旅がキーポイントになっているなと思い返せるような、マイルストーンのような映画に仕上がっています」とファンに語りかけてイベントを締めくくった。