ソフィア・コッポラ監督作「ビガイルド」特報、美女たちの欲望があらわに

第70回カンヌ国際映画祭で監督賞を受賞したソフィア・コッポラの新作「The Beguiled/ビガイルド 欲望のめざめ」の特報がYouTubeで公開。あわせて、ポスタービジュアルが到着した。

本作は、1971年にもドン・シーゲル監督、クリント・イーストウッド主演で映画化されたトーマス・カリナンの小説をもとにするスリラー。世間から隔絶された寄宿制女学院に運び込まれてきた1人の負傷兵を巡り、女性たちが情欲と危険な嫉妬に駆られていくさまが描かれる。ニコール・キッドマン、エル・ファニング、キルスティン・ダンストが出演し、コリン・ファレルが負傷兵役を務めた。

特報には、負傷兵の出現により美女たちの欲望があらわになっていくさまが映し出されている。「俺に何をした!?」という負傷兵の悲痛な叫びも収められた。またポスターのデザインは、コッポラが監修を担当。ほかの国での公開時に使われたビジュアルとは異なり、コッポラ自身がもっとも気に入っているというデザインが日本版ポスターのみに採用されている。

「The Beguiled/ビガイルド 欲望のめざめ」は2018年2月23日より東京・TOHOシネマズ 六本木ヒルズほか全国で公開される。