本作は、停戦直後のバルカン半島に位置する村を舞台に、国際援助活動団体“国境なき水と衛生管理団”のメンバーが直面する現実を、ユーモアを交えて描くヒューマンドラマ。デル・トロとロビンスに加え、
予告編の中では、井戸に死体が投げ込まれ、生活用水汚染の危機に瀕した村で、“国境なき水と衛生管理団”が1本のロープを求め奔走する。そして物語は、彼らが不良グループにいじめられていた少年ニコラと出会うことで展開していく。
監督を務めた
「ロープ/戦場の生命線」は、2018年2月10日より東京・新宿武蔵野館、渋谷シネパレスほか全国でロードショー。
フェルナンド・レオン・デ・アラノア コメント
この映画をジャンルで分けるとすれば、それは「LIFE(人生)」そのものである。マトリョーシカ人形のように、戦争映画の中にロードムービーがあり、その中にコメディがあり、その中にドラマがある。
戦争映画と言えば、暗いトーンやモノクロの典型的な映像で戦地を映し出すことが多いが、重苦しい映画ではなく活動家たちの仕事を見て感じたエネルギーや強さを作品にしたかった。撮影は春に行われ、大自然の美しさと戦争の現実が大きなコントラストを成している。
美しく開かれた風景が、一転して閉ざされた重苦しい風景となる。この映画は、まるで1日の流れのように次第に暗くなり、より閉塞感を増していく。そしてまた日が昇り、新しい光と共に、エネルギーに満ちた1日がやってくるのだ。
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- 「ロープ/戦場の生命線」公式サイト
- 「ロープ/戦場の生命線」予告編
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