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原ゆたかによる児童書をもとにした本作は、原作でも語られることのなかったゾロリの秘密に迫る劇場アニメ第5弾。百田はゾロリがタイムスリップした過去で出会う若き日の母親・ゾロリーヌを演じ、
主題歌は、原が作詞、アニメーション作品の音楽を多数手がけてきた田中公平が作曲を担当。百田がゾロリーヌとして歌い、山寺演じるゾロリも楽曲に参加する。
レコーディングは10月10日に東京・ビクタースタジオにて実施。初対面だという2人だが、山寺が「初めての共同作業。しかも親子共演! ママ!」と述べると、百田は「息子!」と返し、息ぴったりな様子を見せる。また百田は「山寺さんの声が一緒にヘッドフォンから聞こえたとき涙が出てきそうになった」と述懐。一方、山寺は「ドキドキした。一緒に歌ったら気持ちいい! ママと一緒に歌えたっていうか。こんなおっさんが息子でごめんねー」と謝罪し、「ももクロの一員になったような気がした。いつでもももクロの公演に呼んでもらえたら!」と百田にアピールした。
収録について百田は「普段は自分として歌っているけれど、役として歌うのは今回が初。正直どうすればいいかわからなかったけど、山寺さんの声が先に入っていたので全身を預ける感じでした。男の人の声が耳から聞こえるって今までないので、それが新鮮で、ハモった瞬間楽しい!って思えた。ゾロリに寄り添うように。声でも優しいママを出せたらと思って歌いました」と振り返る。続けて「あーりん(佐々木彩夏)が前に違うアニメの声優をしたことがあったので、先輩面するんです。『声優に関してわからないことあったらなんでも聞いて』って言ってくるので、若干イラっとして(笑)。結局何も聞かなかった」と裏話を明かす。
山寺は「楽しいって言ってもらえてよかった。違和感でしかないって言われたらどうしようかと思った(笑)。夏菜子ちゃんの声は特別な波動出てるよね」と百田を称賛。「ゾロリはとにかくママが大好き。そのママとデュエット、特別な思いがあります。歌詞がすごい音楽もすごい。僕、アニメで主人公と主題歌の両方担当しているのは、唯一『ゾロリ』だけなんです。テレビシリーズの最初から主題歌を歌っていますが、『ゾロリ』は名曲ゾロリ。幸せです」とコメントした。
山寺は「後世に残したい名曲です。ももクロファンが好きになってくれたら。百田さんをお迎えして心温まる作品になったので、映画も主題歌同様楽しんでほしい」、百田は「親子愛もあるし、ちょっと初恋のような気持ちでキュンキュンしたりとかもある。ドキドキウルウルハラハラな作品になったのでぜひ楽しんで」とそれぞれ観客にメッセージを送った。
「映画かいけつゾロリ ZZ(ダブルゼット)のひみつ」は、11月25日より全国ロードショー。なお「夢は心のつばさ」のシングルCDは11月22日に発売される。
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