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宮沢りえが「ムーミン」アフレコ披露、12年ぶり劇場アニメ主演に「研究しました」

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宮沢りえ

宮沢りえ

本日10月11日、パペットアニメーション映画「ムーミン谷とウィンターワンダーランド」の公開アフレコイベントが東京都内で行われ、日本語吹替版キャストの宮沢りえが参加した。

トーベ・ヤンソンの絵本をもとにした本作は、1978年から1982年にかけてポーランドで製作された短編テレビアニメを、フィンランドでデジタルリマスター化し長編映画として完成させたシリーズ最新作。宮沢は、主人公のムーミントロールに声を当てる。

2005年製作の「死者の書」以来、12年ぶりに劇場版アニメで主演を務める宮沢。しかし宮沢は緊張する様子もなく、「クリスマスっていったい何?」「あーこの世はうれしい驚きでいっぱいだな」といったセリフを抑揚を付けて披露していく。無事にアフレコを終えた宮沢は「皆さんにはどう聞こえてるんでしょう? 恥ずかしい(笑)」とほほえみながら語った。

続いてMCから、幼い頃「ムーミン」シリーズの絵本やアニメを楽しんでいたという宮沢に質問が飛ぶ。「ムーミン」に関する幼少期の思い出を聞かれた宮沢は「『ねぇ!ムーミン』という音楽を、私世代の人はすごく覚えているかと思います。母がムーミンのところを私の名前に変えて歌ってくれて。それを思い出すと胸がキュンとなりますね」と述懐。自身が子供の頃に親しんでいた作品が、現在も人気を博し劇場アニメ化されることについては「ムーミンはずっと愛されている存在ですよね。時代を超えて」としみじみ述べる。

また収録期間に大変だったことを尋ねられると「映画や舞台では表情などで伝えることができるけれど、今回はすべて音で表さなければいけなかった」と話し、「家で男っぽい声を出してみて、でも作りすぎるとよくないかなと思ったり。研究しました(笑)」と、普段とは違った表現方法を模索したことを明かす。スタジオでのアフレコに関しては「狭い空間の中で濁りのない音を出すようにして。清らかで、穏やかで、気持ちがよかったです」と振り返った。

本作には哲学的な内容が含まれており、子供だけでなく大人にもオススメできると話す宮沢。「恋人同士で観るのもいいのではないでしょうか。寒い日にこの映画を観ると、ホッと温かい気持ちになると思います」と作品をアピールした。

「ムーミン谷とウィンターワンダーランド」は、12月2日より全国でロードショー。なお吹替版のナレーションは神田沙也加が担当する。

(c)Filmkompaniet / Animoon Moomin Characters TM

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