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本作は、2005年から2006年にかけて放送されたテレビアニメ「交響詩篇エウレカセブン」を新映像を交え再構成した劇場版3部作の第1弾。テレビシリーズで言及されながらも、明確には語られなかった事件“ファースト・サマー・オブ・ラブ”が描かれる。
主人公レントン役の三瓶は「今回テレビシリーズから12年ぶりに『エウレカセブン』を新しい劇場作品としてお届けできるのは、この作品を愛してくださっている皆様のおかげだと思っています。もう、胸がいっぱいです」と挨拶。ヒロイン・エウレカ役の名塚は「ここからがスタートだと思うので、いろんな感想をいただきながらこれからも『エウレカセブン』をがんばっていきたいです」と感慨深げな様子を見せる。
レントンの父親で、大災害から世界を救った英雄・アドロックに声を当てた古谷は「『エウレカセブン』というビッグタイトルで、とても重要な役を仰せつかりまして、非常に緊張していました。自分では納得のできるお芝居ができたと自負しておりますが……皆さんはいかがでしたか?」と観客に問いかけると、会場から大きな拍手が上がる。
続けて古谷は「僕はひげを生やした親父というのは今までほとんどやったことがないんですよ。しかも、息子がいる父親で。ずっと少年役が多かったので、キャラクターのルックスに僕の声は合わないんじゃないかと思いました。でもきっちりお芝居ができれば、皆さんに納得してもらえるんじゃないか、という思いであまりルックスにはこだわらずにやりました。結果、アフレコでは自分の頭が真っ白になってしまうくらいのめり込めたので、よかったんじゃないかな」と役への思い入れを語った。
アドロックについて、名塚は「レントンの父親なんですが、レントンのような少年らしさも持っているというのがあの短いシーンの中ですべて見えてしまうというか、今までレントンが思い描いていたものが実体化されたような感じがしました」、三瓶は「私は親子としての会話をすることがなかったので、今回の映画で初めて実際に生きている姿を観て、涙が止まりませんでした。私の中のレントンなのか私自身の気持ちなのかはわからないんですが、やっとアドロックに会うことができて感動しました」とそれぞれ述懐。
イベントでは、京田の口から劇場版第2弾の制作がスタートしたことも発表された。最後の挨拶で三瓶は「まだまだ『エウレカセブン』の世界は続きます。今回レントンの気持ちにすごいフォーカスを当てていただいて。2、3とどうなっていくのかわかりませんが、ぜひ期待していただきたいです」と観客の期待を煽り、名塚は「今、三瓶ちゃんの話を聞きながら、テレビシリーズでもレントンのことをがんばって受け止めていたなあ、と思い出しました。これからも精一杯、レントンを受け止めながら最後までがんばっていきたいと思います」と意気込みを語った。
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古谷徹の演技を三瓶由布子&名塚佳織が称賛、「エウレカセブン」初日舞台挨拶 - 映画ナタリー https://t.co/gcml0yeHJe