SF長編アニメ「マーズ・エクスプレス」予告、人間とロボットの共存関係に亀裂が

2

128

この記事に関するナタリー公式アカウントの投稿が、SNS上でシェア / いいねされた数の合計です。

  • 27 51
  • 50 シェア

フランス発のSFアニメーション映画「マーズ・エクスプレス」の日本版オリジナル予告がYouTubeで解禁された。

「マーズ・エクスプレス」場面カット

「マーズ・エクスプレス」場面カット

大きなサイズで見る(全11件)

実在の火星探査機の名を冠する本作は、最新の宇宙研究にもとづいて描かれたディストピアサスペンス。予告編には、とある女子大生の失踪事件をきっかけに、これまでうまく共存してきた人間とロボットの関係性に亀裂が走っていく様子が収められた。「23世紀」「火星」「脱獄」といった物語のキーワードも確認できる。

「マーズ・エクスプレス」ティザービジュアル

「マーズ・エクスプレス」ティザービジュアル [拡大]

地球での仕事を終え、活動拠点である火星に戻ってきた私立探偵アリーヌと、アンドロイドの相棒カルロス。「行方不明になっている大学生の娘を探してほしい」という依頼を受けた2人は、聞き込みのため向かった大学寮の屋根裏で人間の死体を発見する。さらに調査を進める中で2人は、火星界でロボットに定められた「人間に危害を加えてならない」「人間に服従しなければならない」「自己を守らなければならない」という“サイバー法”が破られていくさまを目の当たりにする。

監督のジェレミー・ペランは、本作について「サイエンスフィクション(SF)── すなわち科学と虚構を描く映画です。古代の人々が神話を通じて普遍的なテーマに向き合ったように、SFは人類に共通する問いを描き出します。物語は厳密な科学的知見に基づいて構築されており、現在の我々の世界を一貫性をもって200年後に投影することで、大人も若者も楽しめるSF映画を目指しました」と語っている。

「マーズ・エクスプレス」は、2026年1月30日より東京・ヒューマントラストシネマ有楽町、ヒューマントラストシネマ渋谷、新宿武蔵野館ほか全国で順次公開。日本語吹替声優として佐古真弓、安元洋貴内田夕夜三瓶由布子が参加する。オリジナルキャストにはレア・ドリュッケールマチュー・アマルリックダニエル・ンジョ・ロベマリー・ブーヴェが名を連ねた。

映画「マーズ・エクスプレス」日本版オリジナル予告

映画作品情報

この記事の画像・動画(全11件)

©Everybody on Deck - Je Suis Bien Content - EV.L prod - Plume Finance - France 3 Cinéma - Shine Conseils - Gebeka Films – Amopix

読者の反応

  • 2

HAL ♂ @izorac

SF長編アニメ「マーズ・エクスプレス」予告、人間とロボットの共存関係に亀裂が https://t.co/H618QjuAwm

コメントを読む(2件)

ジェレミー・ペランの映画作品

リンク

あなたにおすすめの記事

このページは株式会社ナターシャの映画ナタリー編集部が作成・配信しています。 マーズ・エクスプレス / ジェレミー・ペラン / 安元洋貴 / 内田夕夜 / 三瓶由布子 / レア・ドリュッケール / マチュー・アマルリック / ダニエル・ンジョ・ロベ / マリー・ブーヴェ の最新情報はリンク先をご覧ください。

映画ナタリーでは映画やドラマに関する最新ニュースを毎日配信!舞台挨拶レポートや動員ランキング、特集上映、海外の話題など幅広い情報をお届けします。