死体ジェットスキー撮影秘話が明かされる「スイス・アーミー・マン」特別映像

9月22日に封切られる「スイス・アーミー・マン」の特別映像がYouTubeにて公開された。

本作は無人島に漂着した青年ハンクが、スイス・アーミーナイフ（十徳ナイフ）のような万能性を持つ死体のメニーとともに故郷へ帰ろうとするコメディドラマ。ダニエル・ラドクリフが死体のメニー、ポール・ダノがハンクを演じた。映像には監督を務めたダニエル・シャイナートとダニエル・クワンによるユニット・ダニエルズのインタビューや、撮影風景が切り取られている。

ミュージックビデオや短編映画などを手がけてきたダニエルズは、まず“おかしな映像”が頭の中にあり、そのイメージを膨らませることで作品制作を行ってきたと明かす。そして本作ではそれが、映画のメインビジュアルにも使用されたハンクがメニーに乗りジェットスキーのように海上を疾走する場面だったという。

さらに多くの仲間に囲まれ、撮影は「まるでサマーキャンプのようだった」と話すダニエルズ。「映画がスクリーン上で友情を称えると同時に、制作の舞台裏を称えている」と語る通り、映像では笑顔の絶えない撮影現場の様子を垣間見ることができる。

「スイス・アーミー・マン」は、東京・TOHOシネマズ シャンテほか全国でロードショー。