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「ガンダム THE ORIGIN」池田秀一や古谷徹ら、38年経ち「存命でよかった」

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アニメ「機動戦士ガンダム THE ORIGIN 激突 ルウム会戦」の初日舞台挨拶が、本日9月2日に東京・丸の内ピカデリーにて開催された。

このイベントには、総監督を務める安彦良和、シャア・アズナブル役の池田秀一、ギレン・ザビ役の銀河万丈、アムロ・レイ役の古谷徹、カイ・シデン役の古川登志夫が登場した。このメンバーがステージ上にそろうのは、シリーズの放送開始から38年経って初めてのこと。池田が「生き残りっていうか……よくみんながんばったよねえ」と言うと、古谷は「存命でよかったよね」と返して笑いを起こす。さらに古谷はアムロの声で「こんなにうれしいことはない!」と喜びを語った。

本作のアフレコを振り返り、銀河は「家族のことなど自分でもよく知らなかったことも出てきて……こんなことなら、もう少しだけでも(家族に)優しくしとけばよかったなあって反省しました」と苦い表情になる。一年戦争の真実を描く「THE ORIGIN」では、「機動戦士ガンダム」より若い年齢を演じなければいけなかったキャスト陣。古谷は「アムロは第2話から登場したのですが、それが8歳という……とんでもなく若返らなくてはいけなくて(笑)。安彦監督の無茶振りがありましたので、『やれるとは言えない、けどやるしかないんだ……!』という心境でした」と再びアムロの声色を使い、会場を盛り上げる。それに対し安彦は「アムロはすごくかわいかったと思いますよ。不安があったのは池田さんの少年ボイス。でも見事なものでした」とそれぞれを称賛した。

イベント終盤、「ガンダム」シリーズへの思いを順に述べていく登壇者たち。古川は「『ガンダム』は日本のアニメ史に、燦然と輝く金字塔的な作品だと思います。僕が演じるカイ・シデンは脇役ですが、自分の代表作として入れておきたい役柄と作品です」と誇らしげに話す。銀河は「声優の仕事をして間もない頃、これからどんな仕事をしていきたいかと考えてるときに出会ったのがギレン・ザビという役です。そこから自分の役作りのどこか原点になってるところがあります。僕の細胞の一番奥にあるような役柄に出会えて幸せです」としみじみ語った。

また本作の続編にあたる「機動戦士ガンダム THE ORIGIN 誕生 赤い彗星」が、2018年5月5日より4週間限定で上映決定。池田は「もう1本、主役をやらせてください!」と懇願したのに対して、古谷は「『THE ORIGIN』はシャアが主役ですが、『機動戦士ガンダム』はアムロ・レイが主役でございます。第6話以降、切にアムロを主役にしていただきたい!」と主張した。

そして安彦は「38年というフレーズが最初に出てきたんですが、僕は38年間の中身が皆さんと違います。『ガンダム』とは1度別れており、尻尾を切って「もう関係ない」というふうに思っていた時期が間に長くあります。それが『THE ORIGIN』という形で生き返ってしまい……自分と『ガンダム』の業の深さを誰よりも感じてるんじゃないかなと自負しています。もうこれは逃れられないので、一生付き合っていくしかない財産です」とシリーズに懸ける思いを語った。

「機動戦士ガンダム THE ORIGIN 激突 ルウム会戦」は、本日より4週間限定で上映される。

※記事初出時、内容に一部誤りがありました。お詫びして訂正します。

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