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廣木が自身の処女小説を映画化した本作は、週末になると高速バスで福島から東京へデリヘルのアルバイトをしに行く女性・みゆきを軸にした人間ドラマ。
オーディションでみゆき役に選ばれた瀧内は、現場を振り返り「経験がないことばかりで、全部難しかったです」とコメント。廣木に「なかなか手強かったですね(笑)」と言われると、「皆さんは廣木さんを怖い怖いとおっしゃるんです。廣木さんの現場は今まで生きてきた自分のすべてが出るので、ある意味怖い部分はあるんですけど、ちゃんとそのすべてが出るまで待ってくれる優しさもある。そういう監督と出会うことは、今までになかったです」と感謝を述べた。
廣木の監督作「軽蔑」などにも出演した高良は、今回の現場に関して「廣木さんやほかの現場で習ってきたこと、自分が大切にしてきたことを出して、『今の自分はこれです』って示した感じです」と話す。プライベートではよく会っているが、現場をともにするのは久々である高良について、廣木は「存在感があって、すごく頼もしくなった」と評価。高良は「まあ出会ってから11年、12年くらい経っているので……がんばらないとですね(笑)」と返した。
舞台挨拶では登壇者に対し、タイトルにちなんで「自分の◯◯は間違いじゃない」というお題が出された。キャストらはそれぞれフリップで回答。瀧内は「この仕事を選んだことは間違いじゃない」と答え、「お世話になった人に作品を通して自分の成長を見せることができるのは、この仕事ならでは。……今日、お父さんとお母さんが来てるんです(笑)。あ、見つけた」と客席に両親を発見する。その両親が立ち上がって丁寧にお辞儀すると、会場は和やかな空気に包まれた。光石が「もう梅雨明けは間違いじゃない」と言って笑いを取ったあと、高良は「こうらは間違いじゃない」と書いたフリップを提示。地元・九州と東京で名前のイントネーションが違うことを説明しつつ「どっちも間違いじゃないんだな」とまとめた。最後に廣木は「ボクの女好きは間違いじゃない」と答えて笑いを誘う。高良に「よくご飯に連れて行ってもらうんですけど、毎回違う女の人と来ますもんね(笑)」と暴露されると、「スタッフです!」とごまかしていた。
後半には、主題歌「時の雨」を歌うmegが、花束を持って駆けつける一幕も。最後に瀧内が「この作品はすべてを肯定してくれる映画です」とアピールし、イベントは終了した。
「彼女の人生は間違いじゃない」はR15+指定となっている。
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