売れないマンガ家が孤島でサバイバル、守屋文雄初監督作「まんが島」公開

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「キツツキと雨」や「ディアスポリス -DIRTY YELLOW BOYS-」に脚本家として携わってきた守屋文雄の初監督作「まんが島」が、3月25日より東京・新宿K's cinemaほかにて順次公開される。

「まんが島」 (c)2017守屋文雄

「まんが島」 (c)2017守屋文雄

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「まんが島」 (c)2017守屋文雄

「まんが島」 (c)2017守屋文雄

「まんが島」は、絶海の孤島に取り残された5人の売れないマンガ家たちの姿を描くサバイバルアドベンチャー。「SRサイタマノラッパー」の水澤紳吾が主演を務めるほか、松浦祐也宇野祥平政岡泰志川瀬陽太柳英里紗ら、そして守屋自身がキャストに名を連ねた。守屋は「何人かの人がこの映画を拒み、そして何人かの人が、この映画を心から気に入ってくれています。私は、未だ不安を抱きながらも、そのことをとても喜んでいます」とコメントを寄せている。

「まんが島」 (c)2017守屋文雄

「まんが島」 (c)2017守屋文雄

YouTubeでは、本作の予告編が公開中。孤島での生活を送るマンガ家たちが狂気に駆られていく姿が映し出される。

守屋文雄 コメント

「まんが島」は自分にとって初めて監督した長編映画です。
自主映画の現場に呼んでくれた監督たちが、ひとり、またひとり、と商業映画で監督デビューを果たし、キャリアを積み上げる中、私は強い嫉妬と羨望を抱えて彼らの作品を見ていたかと言うと、そんな時間はまったく無かったというと嘘になりますが、それでもやはり、自分が見たい映画について考えている時間の方が圧倒的に多かったように思います。
しかしまた、その時間もこの映画の撮影から3年も経った今では、はるか昔のことになってしまいました。当時を思い出し、いまここでなにか威勢のいいことを書いたとしても、それはただの「字」でしかないです。脚本執筆時に書き留めた、映画全体のイメージは以下の通りです。
「何かガチャガチャした印象があった。まとまりも無く、筋も通っていないが、そのかわり、何かが本気で猛ぶっていた。それでいて、どこか楽しげだった」
まるでひとつの夢であるかのような映画を私は思い描きました。
私は、自分が見たい映画を作らなくてはなりませんでした。
お家の回りでカメラを回して、映画のフリをしてもダメだと思いました。
その映画は、あらゆる意味で私が初めて見る映画でなくてはなりませんでした。
誰かに「面白い」と言ってもらうためにではなく、
ただ、自分で驚くために、映画を作らなければなりませんでした。
試写に先立ち、何人かの人に「まんが島」を観てもらう機会がありました。
何人かの人がこの映画を拒み、そして何人かの人が、この映画を心から気に入ってくれています。
私は、未だ不安を抱きながらも、そのことをとても喜んでいます。

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