「ムーンライト」主人公の3つの時代捉えたビジュアル公開、本国版の予告編も

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ブラッド・ピットがエグゼクティブプロデューサーを務めたアメリカ映画「ムーンライト」。本作のビジュアル3種と本国版予告編が公開された。

「ムーンライト」上段左から少年期のシャロン、青年期のシャロン。下段左から大人になったシャロン、日本版ポスタービジュアル。

「ムーンライト」上段左から少年期のシャロン、青年期のシャロン。下段左から大人になったシャロン、日本版ポスタービジュアル。

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「ムーンライト」は、黒人の少年シャロンの成長を3つの時代構成で描くヒューマンドラマ。ドラッグ、いじめ、虐待、父親の不在など多くの問題を抱えながらもたくましく生きる彼の姿を映し出す。出演にはナオミ・ハリスマハーシャラ・アリらが名を連ね、これが初の日本公開作となるバリー・ジェンキンスがメガホンを取った。

このビジュアルは、少年期、青年期、そして大人になったシャロンが月明かりに照らされた姿を切り取ったもので、それぞれ「月明かりで、おまえはブルーに輝く。」「泣きすぎて、自分が水滴になりそうだ。」「あの夜のことを、今でもずっと、覚えている。」というコピーが添えられている。なおジェンキンスは「お互いが一度も会わずに、同じ内面を持つ主人公を演じられる3人を見つけることが何よりも重要だった。3人は年齢も顔つきも違うが、共通する内なる感情があって、それを『瞳』で完璧に表現できたんだ」とコメントを寄せた。

YouTubeで解禁された予告編は、大人になったシャロンが友人のケヴィンと久々に再会した場面からスタート。そしてある事件をきっかけに変わった彼がケヴィンから「シャロン、お前は誰なんだ?」と問われる姿や、少年期のシャロンが父親代わりのフアンに海で泳ぎ方を教わり「どう生きるかを決めるのは自分自身」と説かれるシーンなどが切り取られていく。

「ムーンライト」は4月より東京・TOHOシネマズ シャンテほか全国でロードショー。

※記事初出時より公開日が3月31日に変更となりました。

バリー・ジェンキンス コメント

お互いが一度も会わずに、同じ内面を持つ主人公を演じられる3人を見つけることが何よりも重要だった。3人は年齢も顔つきも違うが、共通する内なる感情があって、それを「瞳」で完璧に表現できたんだ。第3章の大人になったシャロンは筋肉という鎧を着ているが、彼の瞳に子供の頃のシャロンを感じさせるものがあれば、観客は絶対についてきてくれると思った。見た目がどんなに変わろうとも、中身はいつまでも少年のままなんだよ。

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(c)2016 A24 Distribution, LLC

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