「百円の恋」で知られる
大阪・堺を舞台とする本作は、骨董の世界に身を置きながらも冴えない仕事をしている古物商の則夫と陶芸家の佐輔を軸にしたコメディ。偶然出会った2人の前に現れた“幻の利休の茶器”を巡り、家族や大御所鑑定士、文化庁をも巻き込んだ騒動が起こる。中井が則夫を、佐々木が佐輔を演じ、「百円の恋」で武とタッグを組んだ
中井は「監督や佐々木さんと共に、楽しさの中に人間の本質が浮き彫りにされていくような、そんな作品にしていけたらいいなと思っています」とコメント。佐々木は「武監督と中井さんと利休さんと嘘っぱち×100倍の映画、お楽しみに!」と述べている。
「嘘八百」は2018年に公開される予定。
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中井貴一 コメント
助監督からたたき上げで映画を撮ってこられた武さんは、人間描写に長けている監督だと感じていたので、今回お話をいただき是非お引き受けしたいと思いました。私が演じるのは古物商の役なので、古美術関連の書籍を読んだりしています。良い意味でも悪い意味でもロマンに包まれた商売だと感じているので、演じるのがとても楽しみです。監督や佐々木さんと共に、楽しさの中に人間の本質が浮き彫りにされていくような、そんな作品にしていけたらいいなと思っています。
佐々木蔵之介 コメント
大阪人の「おまえ、ホンマか?! 嘘つけぇ!」は完全に褒め言葉です。「浪華の八百八橋」と言いますが、200橋くらいです。大阪では大きく盛った方が勝ちです。結果、オモロかったら良いんです。
大阪の堺を舞台に、武監督と中井さんと利休さんと嘘っぱち×100倍の映画、お楽しみに!
武正晴 コメント
今回、「百円の恋」を観てくれたプロデューサーから、オリジナル脚本で関西を舞台にした作品を撮ってみないかというお話をいただき、是非やらせていただきたいとお引き受けしました。作るにあたって、バカバカしいところもありながらホロッとくるような非常に難しいジャンルの「喜劇」に挑戦したいと考えていたので、そこには素晴らしい俳優さんが必要でした。ストーリーを考えていく中で、関東から来る男と関西の男の話にしようとイメージが固まった頃には、中井さんと佐々木さんしかいないと感じ、オファーさせていただきました。
これまで撮影などで大阪を度々訪れていますが、今回メインで舞台となる堺市は大阪の一部でありながら、歴史のある町でもあり、特有の気風や文化も根付いている素晴らしい土地だと感じています。撮影にあたっても皆さんとても協力的で有難いです。個人的に、子供の頃に見ていた堺を舞台にしたNHK大河ドラマ「黄金の日日」が大好きだったこともあり、そこにも千利休がでてきますが、今回は堺で“利休”の幻の茶器を巡る話を撮れるのは嬉しいですね。
「
観てくれた人たちが、映画の中に出てくる嘘をそんな風に受け止めて、「嘘八百だったけど、なんて楽しい世の中なんだ!」と感じてくれる作品にできたらいいなと思います。
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今宵の「ナタリーレポートマン」では、本日発表された大阪・堺が舞台の映画「嘘八百」(2018年公開予定)の緊急速報を!
中井貴一&佐々木蔵之介「百円の恋」監督・脚本コンビが手がけるコメディで共演/映画ナタリー https://t.co/kwmbR41yd0
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