中村悠一、櫻井孝宏、三上哲、石川界人が「虐殺器官」完成披露上映会に集結

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劇場アニメーション「虐殺器官」の完成披露上映会が本日1月28日、東京・お台場シネマメディアージュにて行われ、キャストの中村悠一櫻井孝宏三上哲石川界人、プロデューサーの山本幸治が登壇した。

「虐殺器官」完成披露上映会の様子。左から石川界人、三上哲、中村悠一、櫻井孝宏、山本幸治。

「虐殺器官」完成披露上映会の様子。左から石川界人、三上哲、中村悠一、櫻井孝宏、山本幸治。

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「虐殺器官」ポスタービジュアル

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本作は、伊藤計劃のSF小説3冊を劇場アニメーション化する企画「Project Itoh」の1本。テロと虐殺が連鎖する荒廃した世界を舞台に、米軍特殊部隊に所属するクラヴィス・シェパードの活躍を描く。クラヴィスを中村、“虐殺の王”と呼ばれる謎の男ジョン・ポールを櫻井が演じる。

「虐殺器官」

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制作スタジオ・マングローブの倒産により公開が延期され、本作のために設立されたジェノスタジオにより完成した本作。そのことについて中村は「普通は、収録から公開まで半年くらいなのですが、『虐殺器官』の収録は……2015年の1月でした」と苦笑い。「完成した作品を観たときは正直『こんな感じだったっけ?』と思うところもありました。でも逆にとても新鮮な気持ちになって、自身の作品を観ることができました」と続ける。

「虐殺器官」

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中村の意見に賛成だと述べる櫻井は「倒産という顛末があり、年単位の時が経ち、自分の中でキャラクターが遠くにあったんですが、ついに完成作を観て、近くにある感覚になりました。自分がやったような……やってないような……不思議な気持ちです」と述懐する。

「虐殺器官」

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原作が好きだと言う三上は「公開まで時間はかかりましたが、ずっと自分の中で『虐殺器官』という作品は残っていました」とコメント。石川は「ある衝撃的なシーンがあるんですが、完成した映画で観て『こうなったんだ!』とうれしい気持ちになりました。皆さんにも、ぜひ早く観てもらいたいです」と思いを明かす。

「虐殺器官」

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自身の役について中村は「一番、観客側の人物といいますか、“一般の人”代表のようなキャラクター」と述べ、「普通の人物が普段当然と思っていたことが実は違い、疑問を持ってしまったらいったいどう動くのか。演じるにあたってはニュートラルを意識しました」と演技プランを語る。「クラヴィスに追われる立場で、ミステリアスな悪いヤツ」と自身の役を説明した櫻井は「アフレコでは、何が正解かよく分からないところがあり、自分の感覚に頼った部分もありますし、ジョン・ポールというキャラクターの神秘性に寄りかかるようなところがあったと思います」と収録を振り返った。

テレビアニメ「GANGSTA.」の村瀬修功が監督を務めた「虐殺器官」は、2月3日に全国ロードショー。

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(c)Project Itoh / GENOCIDAL ORGAN

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玉置泰紀 エリアLOVE Walker総編集長 @tamatama2

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