本日1月16日、「
「サバイバルファミリー」は、電気が突然消滅してしまった世界で生き残るために奮闘する4人家族の姿を描いたコメディ。東京を脱出する鈴木家の面々を小日向、深津、泉澤、葵が演じ、そのほかキャストには時任三郎、藤原紀香、大野拓朗、志尊淳、渡辺えり、宅麻伸、柄本明、大地康雄が名を連ねている。
小日向は「台本を読んだときに虫を食べるという場面を見つけて。それがとにかく嫌だったんですけど、実際はもっと厳しいシーンがたくさんありました。天竜川に入る場面は死ぬかと思いましたよ」と撮影を振り返る。MCが「皆さんはどうでした?」と質問すると、葵は「寒いというより痛かったです。生命の危機を感じました」と述べ、深津と泉澤も同調。矢口が「しかも天竜川では3日間撮影しましたからね。僕は安全な陸から『いいっすねー! もう1回!』って指示を出してただけですけど」と冗談交じりに述べる。
撮影中に苦労したことを聞かれた泉澤は「猫缶を食べさせられました。最初は中身を入れ替えてたんですけど、監督が『もう1個いっちゃおう!』って本物を持ってきて」と述懐。また深津は「100kgのブタを家族4人で追いかけるシーンがありまして。自分は何をしているんだろうと感じました」と笑顔を見せる。このシーンの撮影について小日向が「ブタに振り落とされて胸を強打したんですよ。その日の夜から強烈な痛みがあって、あれはヒビ入ってたと思いますね」と話すと、矢口は「小日向さん痛がりなんですよ。そういうところばかりアピールしてくる」と明かし、会場の笑いを誘った。
また、電気がない世界という作品の設定にちなみ、イベントでは登壇者たちが人力発電に挑戦。発電量が一定のラインに達すると頭上の「サバイバルファミリー」という文字が光る仕組みだったのだが、機材トラブルにより小日向の担当部分だけがなかなか点灯しない。すぐに修復され無事チャレンジは成功し、小日向は喜びをあらわにするも「こんな疲れた舞台挨拶は初めてです……」と苦笑いを浮かべた。
最後に小日向は「撮影では本当にいろいろなことをやらされました。その分CGはほとんど使ってないし、セリフも少ないからとてもわかりやすい映画になっています」と、矢口は「ハラハラするシーンもありますが、基本的には笑えるエンタテインメントになってます。うちの家族もこんなふうに仲良くなりたいと思って観てもらえたらうれしいです」とメッセージを送った。
「サバイバルファミリー」は2月11日より全国ロードショー。
関連記事
小日向文世の映画作品
関連商品
リンク
- 「サバイバルファミリー」公式サイト
- 「サバイバルファミリー」予告編
※記事公開から5年以上経過しているため、セキュリティ考慮の上、リンクをオフにしています。
映画ナタリー @eiga_natalie
小日向文世、深津絵里らが人力発電に挑戦「こんな疲れた舞台挨拶は初めて」 https://t.co/5NHAOjfZeb https://t.co/tfJe1cNAoL