ダニス・タノヴィッチ監督作「汚れたミルク」「サラエヴォの銃声」予告編公開

「ノー・マンズ・ランド」のダニス・タノヴィッチが監督を務めた「汚れたミルク／あるセールスマンの告発」「サラエヴォの銃声」の予告編がYouTubeにて公開された。

「汚れたミルク／あるセールスマンの告発」は、パキスタンで実際に起きた事件をもとに、グローバル企業を敵に回した男の戦いを描く物語。予告編では、自身が売った粉ミルクが子供たちの命を奪っていることに気付いたセールスマンのアヤンが、企業を訴えようとするさまが映し出される。

第66回ベルリン国際映画祭で銀熊賞の審査員グランプリを受賞した「サラエヴォの銃声」で描かれるのは、ボスニア・ヘルツェゴビナの首都サラエボのホテルに集まった人々の運命。予告編には、ホテルを訪れたVIP、ストライキを企てる従業員、それを阻止しようとする支配人たちの姿が切り取られている。

「汚れたミルク／あるセールスマンの告発」は3月4日より、「サラエヴォの銃声」は3月25日から東京・新宿シネマカリテにて上映される。