コリン・ファースが感銘を受けた実話、愛を貫く夫婦描いた「ラビング」公開

コリン・ファースが製作に名を連ねる「Loving」が、「ラビング 愛という名前のふたり」の邦題で日本公開されることが決定した。

今から約60年前のアメリカを舞台とした本作は、いくつもの州で異人種間の結婚が禁じられていた当時の実話をもとにしたラブストーリー。1958年にめでたく結ばれたラビング夫妻は、ある日突然“結婚”という名の罪で逮捕されてしまう。しかし妻のミルドレッドが、ジョン・F・ケネディ大統領の弟であるロバート・ケネディ司法長官に書いた1通の手紙が、法律を変えるきっかけを作り出す。ファースはこの実話に感銘を受け、プロデューサーに名乗り出たという。

メガホンを取ったのは、「テイク・シェルター」「MUD -マッド-」のジェフ・ニコルズ。「ジェーン」「ブラック・スキャンダル」のジョエル・エドガートンと、「ウォークラフト」「JIMI：栄光への軌跡」のルース・ネッガが、愛を貫き通す夫婦を演じた。

「ラビング 愛という名前のふたり」は、3月より東京・TOHOシネマズ シャンテほか全国で順次ロードショー。