本日11月17日、「
東野圭吾の同名小説を映画化した本作は、阿部寛扮するどこか頼りない研究員・栗林和幸が、研究所から盗まれた違法生物兵器の行方を追うミステリー。このたび「疾風ロンド」のタイトルにかけた2階建ての特製ラッピングバス“疾風ロンドンバス”が制作され、出発式が実施される運びに。日本最大級のスキー場が舞台となった本作にちなみ、会場には雪を積もらせる演出も施された。
映画のビジュアルが全面にデザインされたバスを見るなり、阿部は「恥ずかしいですね」とぽつり。大倉も「阿部さん、ただでさえ迫力があるのに、こんなに大きくなるとさらに……」と同調していると、ムロは大倉が着用しているチェック柄のスーツに気が付き、「あれ? ロンドンバスだからチェック着てきたの? 皆さん、見てくださいよ!」と大げさにアピールして大倉を照れさせる。このバスに乗って行きたい場所を聞かれると、ムロは「(撮影場所の)野沢温泉スキー場に映画の完成の挨拶に行きたいです」と述べ、阿部は「オリンピック(のパレード)みたいに銀座とか行ったらどうだろう?」と提案した。
続いて話題は、劇中のアドリブシーンへ。大倉が「ムロくんとのシーンはずっと笑いをこらえてました」と明かすと、大島は「ムロさんってずるいんですよ!」とヒートアップ。謎の男を演じたムロが、スキー場のパトロール隊員役の大倉、スノーボードクロス選手役の大島を雪上で尾行する場面を挙げ、大島は「視線を独り占めしたいんでしょうね。私たちの後ろで、わざと転んだりしてるんです!」とムロを見やる。「そんなことないよ、優子さん! 全力でした!」と必死に否定するも、大倉から「でもリハーサルまではちゃんと滑れてましたよね」とバラされ、大島にも「欲しがるー!」とからかわれるムロ。共演者たちから疑惑の目を向けられる中、ムロは最後まで「わざとじゃない! 作品がすべてですから!」と体を張った熱演だとアピールしていた。
また大島はスノーボード、ムロはスキーを滑りながら格闘するシーンの話題も。大島は同シーンを振り返りながら、スーパースローで撮影したうえに自分たちもスローモーションで動きを付けたと説明。そして「ムロさんと2人で息を合わせました」とほほえむが、ムロが「優子とムロの息がぴったり合ったシーンです」とわざわざ言い換えると、途端に大島は嫌そうな表情に。2人のコミカルなやり取りが終わると、阿部は「すごい臨場感があるシーンで、本当に人にぶつかるんじゃないか?っていうぐらいスピード感があった。東野さんもこのシーンにはびっくりしていたらしいですよ」と興奮気味に報告する。
最後に4人はテープカットを行い、“疾風ロンドンバス”に乗り込んだ。この特製ラッピングバスは、今週いっぱいまで東京都内の道路を走行するとのことだ。
「疾風ロンド」は11月26日より全国ロードショー。
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- 映画「疾風ロンド」公式サイト
- 「疾風ロンド」予告編
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