ドラマ「代償」の完成披露試写会が本日11月16日、東京・TOHOシネマズ 六本木ヒルズにて行われ、キャストの
伊岡瞬の同名小説をもとにする「代償」は、かつて自身を不幸のどん底に叩き落とした男を弁護することになった敏腕弁護士・奥山圭輔の運命を描く全6話のクライムサスペンス。主人公の圭輔を小栗が、彼の両親を火事に見せかけ殺害したサイコパス・安藤達也を高橋が演じる。監督を務めたのは、ドラマ「世にも奇妙な物語」シリーズを手がけてきた後藤庸介と、「電車男」「一週間フレンズ。」の
昔から交友のある高橋との共演について小栗は「オファーを受けたとき『達也は高橋努さんで考えてます』と言われてすごくうれしかった」とコメント。高橋が「僕もうれしかった。けど照れくさかった」と返し、「普段の小栗をよく知ってるから、本読みのとき(部屋に)スターが入ってきたと思った」と冗談交じりに振り返ると、小栗も「ムード出すからね」と乗っかり、仲の良さをのぞかせた。
アメリカでは成功者や人気者に多い症状だというサイコパス。イベントではサイコパス度チェックが行われ、2人が診断を受けた。5つの質問が出され、小栗は「努くんは会うたびに『今はあの子が好き』とか言ってる」「面白話をいつも聞いてる」と、高橋は「振り回されてる」「小栗は自分から誘わないけど『今、何してる?』って聞いてくる」とそれぞれプライベートを暴露し合う。その後、小栗のほうがサイコパス度が高いという診断が出ると高橋は「やっぱり!」と深くうなずき、小栗と笑い合った。
舞台挨拶にあわせて行われた囲み取材では、小栗が「弁護士の役は初めて。勉強させていただくことがたくさんありました」と役作りを振り返る。高橋は自身の役の印象を聞かれ「全然わからなかった。どうしたらこんな人間になるのかわからなかったし、わかってはいけないと思った」と返答。小栗は「サイコパスの本をたくさん読んでたよね」と現場での高橋の様子を明かした。
共演者にいたずらをすることで知られる小栗は、今回の現場でも仕掛けたのか質問され「一緒のシーンで、努くんはしっかりと芝居してるのに、『努くんちゃんと芝居してよ』って言ったりしましたね」と返答。その言葉に高橋は「いつも通りだったんですが、影響力が大きいのであんまり大声で言わないでよとは思いましたね」と返し、報道陣の笑いを誘う。
どこで台本を読むのか聞かれた小栗が「セリフは自宅ではあまり覚えない。自宅にはあまり仕事を持ち込まないです」と答えると、高橋は「(小栗の自宅に)僕の部屋を作ってほしいと言っているのに、なかなか作ってくれない。昔は一緒に住んでたんですけど」と述べる。高橋のリクエストに対して小栗は「次に何かあったときにはぜひ」と笑顔でかわした。
「代償」は11月18日よりHuluで日米同時配信。初回のみ第1話、第2話が同時配信となり、以降は毎週金曜日に1話ずつ配信される。
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