北欧の先住民族サーミ人の少女を描く、東京国際映画祭W受賞作が公開

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第29回東京国際映画祭コンペティション部門で審査員特別賞と最優秀主演女優賞のダブル受賞を果たし、第40回ヨーテボリ国際映画祭で最優秀ノルディック映画賞を獲得した「Sameblod」が「サーミの血」の邦題で公開される。

「サーミの血」

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「サーミの血」

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1930年代のスウェーデン北部を舞台とした本作は、差別的な扱いを受ける先住民族・サーミ人の少女を主人公とした物語。サーミ語を禁じられた寄宿学校に通う少女エレ・マリャは、スウェーデン人のふりをして忍び込んだ夏祭りで都会的な少年ニクラスと恋に落ち、彼を頼って家出することを決意する。

「サーミの血」

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監督を務めたアマンダ・ケンネルは本作について「多くのサーミ人が何もかも捨てスウェーデン人になったが、私は彼らが本当の人生を送ることができたのだろうかと常々疑問に思っていました。この映画は、故郷を離れた者、とどまった者への愛情を少女エレ・マリャ視点から描いた物語です」とコメントを寄せた。

「サーミの血」は9月16日より東京・新宿武蔵野館、UPLINKほか全国で順次公開。

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(c)2016 NORDISK FILM PRODUCTION

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スウェーデン大使館 @EmbSweTokyo

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