「
本作は、恋人の妊娠をきっかけに故郷の広島に帰ってきたモヒカン頭のバンドマン永吉と、父の治を中心とした家族の物語を描くホームドラマ。
松田と親子役を演じた感想を聞かれた柄本は、しみじみと「いずれ龍平くんとは親子の役をやるだろうな、と……」と話し始めたと思いきや、「なんてことは考えてなかったんですけど(笑)」と笑いを取る。そして「龍平くんは日本の映画界においても独特な存在の方だと思ってます。僕としては親子役も違和感なくやらせていただきました」と続ける。しかし一方の松田は、「柄本さんとやれて幸せでした。すごくやりづらかったんですけど」と正直に打ち明け、「でも、それで父と息子の複雑な関係性というか、雰囲気を作れたんじゃないのかなと思います」と語った。
そして永吉の弟を演じた千葉は、「松田さんとは初めて共演させていただいたんですが、お兄ちゃんと呼ばせていただいてます」「最初は寡黙な方なのかなというイメージを抱いていたんですが、たまに“ばーちー”と呼んでくださった」と笑顔で振り返る。また松田が千葉について「ちょっかいを出したくなる人ですね」と話すと、千葉はとっさに「もっとちょっかいください!」とアピールして会場を沸かせた。
松田は好きなシーンとして前田演じる恋人・由佳ともたい扮する永吉の母・春子の会話シーンを挙げ、「永吉に見せない由佳の表情が見れるなと思って。春子は『あんな息子でいいの?』って聞くんですが、そのシーンをずっと観てると、春子が『(永吉と由佳は)お似合いだわ』みたいな顔になっていってる気がする」と話した。
イベントの中盤には、治がコーチを務める吹奏楽部の一員であり、永吉に憧れを抱く中学生・野呂役の
最後に松田が作品について「いろんな家庭にありそうなエピソードがたくさん盛り込まれている家族の話ですが、あっと驚くようなシーンがところどころにあってとても笑えます。笑いながら観ていただけたらうれしいです」とまとめ、イベントを締めくくった。
「モヒカン故郷に帰る」は広島にて先行公開中。4月9日よりテアトル新宿ほか全国拡大公開。
関連記事
松田龍平の映画作品
関連商品
リンク
- 「モヒカン故郷に帰る」公式サイト
- 「モヒカン故郷に帰る」予告編
※記事公開から5年以上経過しているため、セキュリティ考慮の上、リンクをオフにしています。
碇本学 @manaview
随所に日常の中にある面白さがある。広島の島が舞台だけど、やっぱり永ちゃんとカープっていう鉄板なネタがあって強いなって思う、広島県民性がすごい出てるから物語を促進していく強い原動力になっていた。 RT 「モヒカン故郷に帰る」 https://t.co/OxYl2K8qbH