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本作は、頑固な73歳のおばあちゃん・カツが突然20歳の姿に若返り、“節子”と名乗って再び青春を謳歌するさまを描くコメディ。多部がヒロインの節子、要が節子の歌声にほれ込む音楽プロデューサー・小林、北村がカツの孫で、節子とバンドを組む翼を演じている。劇中でバンドのボーカルとして歌声を披露した多部は「映画で歌うのは初挑戦。いろんな初めてがありましたけど、楽しんで撮影した雰囲気が伝わればいいなと思います」と伝えた。
ストーリーにちなみ、イベントでは3人の若い頃の写真を紹介。19歳から20歳にかけてNHK連続テレビ小説「つばさ」に出演していた多部は、振り袖を着た20歳当時の写真がスクリーンに映し出されると、「20歳の誕生日を朝ドラのスタッフやキャストの方々に祝ってもらったのをよく覚えています。大衆居酒屋に連れて行ってもらいました!」と懐かしそうに写真を見つめる。
続いて要が20歳の頃を振り返って「ちょうど『仮面ライダーアギト』に出ていました」と口にすると、北村は前のめり気味に「僕、ド世代なんです! すごい観てました!」と大興奮。しかし当時の写真が映し出されるやいなや多部と北村は笑いが止まらなくなり、要は「なんだろう……全然若さがない。ついこないだ撮ったみたいですね(笑)」と苦笑い。現在18歳の北村は幼少期の写真を披露し、「僕の父が釣りの名人で。これはウニを釣りに行ったときですね」と解説して要から「ウニって釣れるの!?」とツッコまれていた。
イベントの後半には顔面評論家・池袋絵意知氏も登場し、3人が73歳になったときの顔を予想して作り上げたという写真が公開されることに。1人ずつパネルをめくって写真を見ていくが、そのあまりのリアルさに一同はパニック状態になり、要も北村も「ちょっとこれはすごいなー」「ダメージが半端ないです……」とショックを隠しきれない。
また池袋氏が要に「額が平らなので恐らくハゲないと思います!」と元気付けると、北村は額の形を確認し出す。しかし要が北村の写真を指して「染めたりするから髪が傷んじゃってますよね、先生?」と追い打ちをかけると、池袋氏は「長期的に見ると後退する可能性は高いですね」と一言。「なるほど……」と答えるのが精一杯の北村の姿に、大爆笑の多部と要だった。
一方73歳の予想図に、唯一「かわいい!」という声が飛び交った多部は「今から目の周りとか首元のシワ、めちゃくちゃ気にしてます。これ見たらショックだったので、がんばらないと!って思いました」と真剣な眼差しでコメント。大盛り上がりだった一同だが、最後は多部が「とにかく楽しんで観てほしい作品です。それに尽きます。皆さん1人ひとりの心に留まるような映画になっていたらいいなと思います」と願いを込めてイベントを締めた。
「あやしい彼女」は4月1日より全国ロードショー。
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