アカデミー賞ノミネート作「ルーム」、ブリー・ラーソンが語る役作りへのこだわり

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第88回アカデミー賞にて作品賞、主演女優賞など4部門にノミネートしている「ルーム」。このたび主演を務めているブリー・ラーソンのコメントが到着した。

「ルーム」

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ブリー・ラーソン(Photo credit: Jon Furniss)

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本作は、エマ・ドナヒューの小説「部屋」をもとにしたサスペンスドラマ。小さな密室に長年監禁されている母子の脱出劇と、その後の2人を待ち受ける運命を描く。同作で第73回ゴールデングローブ賞主演女優賞を受賞したラーソンが、息子に外の世界を教えるべく人生を取り戻そうとする気丈な母親ジョイを演じている。監督は「FRANK -フランク-」のレニー・アブラハムソン

「ルーム」

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撮影に向けて役作りにこだわったというラーソンは「彼女(ジョイ)が味わった感情と精神的ショックを体感するにはどうしたらよいか考えて、まずは身体作りからアプローチしてみました。体脂肪率が12パーセントになるまでダイエットとウエイトリフティングを重ね、ファイターのように攻撃的になったの。同時にすごく疲れてお腹も空きました。でもこの経験は食料も十分に与えられない生活で、彼女が感じたものを理解するのにとても役立ちました」と語った。さらに「隔離された日常生活を体験したり、心理学的にも理解を深めようとしました。自分なりの解釈ではあるけれど、彼女の気持ちを客観的に理解することは演技するうえで本当に必要だとわかったわ」とコメントしている。

続けてラーソンは息子役のジェイコブ・トレンブレイとの共演について「気持ちが繋がることができなかったらと心配していたけれど、『スター・ウォーズ』について話したり一緒に出かけたりして、次第に絆が深まっていきました。今までこれほど俳優と近しくなったことありません。彼なしでは私もやり遂げられませんでした」と撮影当時を振り返る。アブラハムソンについても「彼は思いやりがあって優しく、でもユーモアにも富んでいます。彼は私に最高の贈り物をしてくれたの。この特別なキャラクターを、私に信じさせてくれたから!」と感謝の言葉を述べている。

「ルーム」は、4月8日より東京・TOHOシネマズ 新宿ほか全国で順次ロードショー。なおアカデミー賞授賞式は日本時間2月29日に行われる。こちらもあわせてチェックしよう。

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(c)ElementPictures/RoomProductionsInc/ChannelFourTelevisionCorporation2015

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tAk @mifu75

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