サミュエル・フラー上映イベントが札幌から各地へ巡回、日本初公開作も

書籍「サミュエル・フラー自伝 わたしはいかに書き、闘い、映画をつくってきたか」の刊行を記念し、「サミュエル・フラー連続上映」が北海道・札幌のMESSE HALLにて1月31日に開催される。

新聞社の犯罪レポーター、小説家、脚本家などを経て、1949年に「地獄への挑戦」で映画監督デビューを果たしたフラー。これまでにジャン＝リュック・ゴダールやジム・ジャームッシュ、ヴィム・ヴェンダースら多くの映画人に影響を与えてきた。

今回は、殺人事件の起こった精神病院へ潜入捜査するルポライターの顛末を描いた「ショック集団」、元娼婦の女が事件に巻き込まれるさまを追うサスペンス「裸のキッス」に加え、日本初上映作「チャイナ・ゲイト」の計3本がスクリーンにかけられる。なお、「サミュエル・フラー連続上映」は札幌で先行開催された後、東京、山口、兵庫、京都、愛知などへ巡回予定。

※記事初出時、作品名に一部誤りがありました。お詫びして訂正します。

サミュエル・フラー連続上映

2016年1月31日（日）北海道 MESSE HALL

＜上映作品＞
11:00～「ショック集団」
13:20～「裸のキッス」
15:30～「チャイナ・ゲイト」（日本初公開）

＜入場料＞
1プログラム券：予約 1300円 / 当日 1500円
3プログラム券：予約 3000円 / 当日 3500円