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「人生の約束」は、テレビドラマ「池中玄太80キロ」で知られる石橋が初めて手がけた映画作品。仕事にしか興味がなかった主人公・中原が、新湊曳山まつり本番までの期間に亡き親友・航平の娘との約束を果たすべく奔走する姿を描く。竹野内、江口、高橋のほか、ビートたけし、松坂桃李、優香、柄本明、西田敏行らが出演している。
360年の伝統を持ち、毎年10月1日に行われる曳山まつり。物語のクライマックスにあたる曳山まつりのシーンは、ゴールデンウイークに3000人に及ぶエキストラとスタッフらが集結し撮影された。この凱旋イベントは、そんな撮影に協力してくれた地元の人々へ恩返しをすべく開催されたもの。惣社・放生津八幡宮に約2500人の地元民が集まり、本来ならば10月1日にしか目にすることのできない曳山(山車)を、冬季としては110年ぶりに特別に披露。劇中の重要シーンを再現するため、ゲストと曳き手150人が「イヤサー!」の掛け声で4基の提灯山を点灯させた。
「私、これだけの方々に迎えられたのは俳優人生で初めてでございます」と感動する主演の竹野内は、「この映画は新湊の方々の温かい真心なしでは完成しませんでした。心から感謝しております」と地元の人々へ感謝を述べる。航平の義兄・鉄也を演じた江口は「私も漁師役として、皆さんとともに役作りしてきて、ここまで役を愛せたのは俳優人生初めてだと思うくらい、皆さんの『イヤサー!』を聞いているとジーンとしてきました」と心境を語る。
続いて、自分にとっての“人生の約束”に関する話題になると、竹野内は「新湊の方々に教えていただいた心の温かさを、今後一生、俳優として物づくりをやる以上忘れません!」と宣言。第14回全日本国民的美少女コンテストでグランプリに輝き、本作で映画初出演を果たした高橋は「芸能界に入るときに母から『やるからには中途半端にせず、最後まであきらめずにがんばりなさい』と言われ、約束しました」と話した。
また石橋は「曳山の点灯を大スクリーンで観たときは鳥肌が立ちました。伝統とともに受け継がれてきた新湊の方々の魂が、この映画を支えてくれたと思っております。本当にいい映画になったと思っています。ぜひ、ご覧ください!」と観客にアピールした。
「人生の約束」は1月9日より全国東宝系の劇場にて公開。
※動画は現在非公開です。
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