本日10月18日に東京のユナイテッド・シネマ豊洲にて「
司会者に初主演作を撮り終えての感想を問われると、リョウガは「家族よりも長い時間一緒にいるメンバーなのに、映画の中では自分の知っているメンバーじゃない姿を見れた。みんなちゃんと役になれていたんだなと思いました」と語る。昨年の夏から行っていた演技のワークショップからメンバーの役者としての成長を見守ってきた福山は、「みんな最初は構えていたけど、ワークショップを重ねるうちに『演技は役を生きることだ』ということをわかってくれた。役を生きるという状況を素直に信じて、見えないものを見る作業をとても反応よくやってくれたと思います」と賛辞を贈った。
さらに福山は撮影中の印象に残っている出来事として撮影初日のユーキの奮闘ぶりを挙げ、「母親役の真琴つばささんと喧嘩をして目に涙を溜めて走り去っていくシーンを3、4回撮らなければいけなかった。この演技はできる方とできない方がいるけれど(ユーキは)クランクインの日なのに高いクオリティを持ってやられていたので、素晴らしいなと思いました」と語る。この言葉にユーキは「真琴さんとはそのときが初対面だったし『いきなり喧嘩かあ』って不安だったけど……初対面だったことが生きて、ちゃんと演じられたのかな」と照れ笑いした。またコーイチは撮影初日を振り返り「最初にタカシと共演したシーンで、彼が笑顔で『今日はこれで終わりやー』と言っているのを見て不安な気持ちがぶっ飛びました」と笑う。これにタカシは「僕、最初のシーンがお味噌汁を作るシーンだったんですよ! お味噌汁作って味見をさせただけで帰りました(笑)」と説明を加えて、会場の笑いを誘っていた。
トークコーナーが終わると、作品の内容に絡めた「応援コールイベント」が実施された。これは超特急に応援してほしい思いを持った一般の人を募り、その人へ向けてメンバーが劇中で披露したチアのコールでエールを送るというもの。1組目には、超特急ファンという4歳の伊藤瑠威くんと母親の美貴さん親子がステージに上がった。美貴さんは瑠威くんが超特急になりたいという夢を持っていると語り「幼稚園の誕生日会で将来の夢を聞かれたときに、彼が『超特急になりたい』とちゃんと言えるように背中を押してほしいんです」とメンバーに伝えた。これを聞いたタクヤは瑠威くんの手を引いて自分の立ち位置へ。そして瑠威くんの右手で超特急の決めポーズを作ってみせ、瑠威くんを“4号車(タクヤの号車番号)”に迎え入れた。その場で7人からの応援コールを受けた瑠威くんは「うれしかったです!」とはにかんだ。
続いてステージに上がったのは双子の高城なぎささん、つかささんと母親の礼子さん親子。サプライズで礼子さんをこの会場に連れてきたというなぎささんとつかささんは「お母さんがもうすぐ誕生日を迎えるんです。女手ひとつで育ててくれたお母さんに感謝を伝えたくて応募しました」と応募理由を語った。母親思いの娘たちの言葉を聞いたタカシは「素敵や」とひと言。礼子さんは「親子じゃないと来られない試写会があるからと聞いて来たんです。もうびっくりです」と驚きの表情を浮かべる。7人は全力で応援コールを送り、会場を盛り上げていた。
なお「サイドライン」は10月31日より全国ロードショー。
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