「ライチ☆光クラブ」は、とある廃工場を舞台に、大人になることを拒む9人の美少年たちの愛憎と裏切り、そして彼らが作ったロボット“ライチ”と美少女の恋を描く物語。監督は「先生を流産させる会」の
本作で中条が演じるのは、少年たちから“偶像”であることを求められる美少女カノン。中条はこのキャラクターとの出会いを「原作を読ませて頂いた時、不思議な魅力を放つ“カノン”というキャラクターに共感できる部分もあり、また憧れも感じて、この役を演じたいと強く思いました」と語る。12月に富士山の麓の廃工場にて行われた撮影で、クレーンに吊るされ水に沈められるシーンなどにも挑戦した中条は「薄暗く、暖も行き届かない工場の中は、監獄のようでした(笑)」と当時を振り返った。
特報映像第2弾は、少年たちの秘密基地“光クラブ”の成り立ちや野村扮するリーダー、タミヤの内面を映し出したもの。「ライチ☆光クラブ」の前日譚を描いたマンガ「ぼくらの☆ひかりクラブ」のエピソードを盛り込んだ内容に仕上がっている。
「ライチ☆光クラブ」は、2016年に全国でロードショー。なお本作は10月1日から10日まで韓国で開催される第20回釜山国際映画祭にて、ワールドプレミア上映が行われる。また同映画祭のオープニングセレモニーとレッドカーペットに、中条が参加することも新たに発表された。
中条あやみ コメント
昨年の12月末に、実際の廃工場で撮影をしていたのですが、とてつもなく寒くて、皆で限られたストーブを囲んで暖をとっていました。撮影中は音が入ってしまうので、ストーブをつけることが出来ず、薄暗く、暖も行き届かない工場の中は、監獄のようでした(笑)。原作を読ませて頂いた時、不思議な魅力を放つ"カノン"というキャラクターに共感できる部分もあり、また憧れも感じて、この役を演じたいと強く思いました。実際に現場で演じてみて、この作品の中で"カノン"がとても重要な役だと改めて認識し、不安になりましたが、内藤監督は、いつも優しく丁寧に指導してくださったので、キャラクターの内面を考えながら演じる事ができました。男の子たちのキャラクターも一人一人個性があり、奇抜でとてもカッコいい世界観をもつ映画に仕上がっていると思います。このチームでこの「ライチ☆光クラブ」のカノンを演じさせて頂いたことに感謝しています。
古屋兎丸 コメント
「なんて綺麗な子なの……」という雷蔵の台詞を裏切らない絶対的美少女です。
彼女は美しいだけではなく芯が強くあどけない純粋なカノンを演じ切ってくれました。
内藤瑛亮監督 コメント
この映画で、少年たちから「偶像」であることを強いられる美の象徴”カノン”というキャラクターを、意志の強い生身の少女として描くことが僕のテーマでした。中条さんは、その二つの要素(美しさと意志の強さ)を併せもっていて、カノンをいま演じられるのは彼女しかいなかった。極寒の季節に富士山の麓の廃工場に籠もって、期間中毎日、長時間行われた撮影は、体力的にも過酷な撮影でしたが、一切弱音をはかないタフさに感心しました。
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- 映画「ライチ☆光クラブ」公式サイト
- 映画「ライチ☆光クラブ」特報第2弾
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もなつ @monatsu
中条あやみが「ライチ☆光クラブ」美少女カノン役に、新たな特報映像も公開 - 映画ナタリー http://t.co/Lax87cPls5 カノンがめっちゃカノンでいいな