第39回モントリオール世界映画祭のWorld Greats部門(アウト・オブ・コンペ部門)に出品されていた「
キャパシティ約350人の会場は、現地カナダの押井ファンでほぼ満席。「こんにちは」と挨拶する押井にファンが日本語で「コンニチハ!」と返すなど、歓迎ムードの中で舞台挨拶は始まった。
イベントの中で押井は、ほかの作品の撮影でモントリオールにしばらく滞在していたことを明かし、今回上映する「THE NEXT GENERATION パトレイバー 首都決戦」はプロデューサーがカットした短縮バージョンであり、自身はまだ根に持っていることなどを告白して会場の笑いを誘う。
また上映終了後には、ファンが押井を取り囲んで写真撮影やサインを求め、質問をする場面も。押井は権力や責任などの対立が描かれていることについて「政治背景のないストーリーでは、ハリウッド大作のようなただの娯楽映画になってしまう」と述べ、「実写版は大変だったか?」という問いには「生身の俳優との作業は楽しくもあり、自分ではコントロールできない部分でもあるので難しくもあった」と答えた。
「THE NEXT GENERATION パトレイバー 首都決戦」は、「機動警察パトレイバー」のオリジナル実写プロジェクトを締めくくる長編劇場版。戦闘ヘリ・グレイゴーストを強奪して1000万人の市民を人質に取ったテロリスト集団と、特車二課パトレイバー中隊の戦いを描く。10月10日には、押井が自ら編集し27分の映像を追加した「
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- 「THE NEXT GENERATION パトレイバー 首都決戦」公式サイト
- 「THE NEXT GENERATION パトレイバー 首都決戦 ディレクターズカット」予告編
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【押井守ニュース】2015年8月31日 20:44
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