めっちゃ怖かった！江口洋介「天空の蜂」舞台挨拶で高所撮影の恐怖語る

本日8月20日、東京・東京国際フォーラム ホールAにて「天空の蜂」完成披露プレミアが行われ、江口洋介、本木雅弘、綾野剛、國村隼、佐藤二朗、やべきょうすけ、松島花、落合モトキ、石橋けい、永瀬匡といった主要キャスト、監督の堤幸彦、主題歌を担当した秦基博が登壇した。

「天空の蜂」は東野圭吾の小説を堤幸彦がメガホンを取り実写化したアクションサスペンス。最新鋭の自衛隊用ヘリコプター“ビッグB”を使った原子力発電所へのテロ事件と、その危機に立ち向かう人々の攻防を描く。“ビッグB”の設計士・湯原を江口、原子力発電所の設計士・三島を本木が演じ、“ビッグB”を奪う謎の男・雑賀に綾野が扮している。

白幕が切って落とされ、12名の登壇者たちが姿を現すとホール中に大歓声が響く。江口は「こんなにたくさんの方に来ていただきうれしく思っております。ジェットコースターに乗ったようなスーパーエンタテインメントでございます。大スクリーンで堪能してください」と、本木は「こんなに広い場所で完成披露試写会をやるのは初めてなのでびっくりしてます。これから公開される作品の中で、本作が40代最後の作品になります。このような大きな意義のある作品に出演できてうれしく思います」と述べる。綾野は「本当に心に残る作品に参加できたと思ってます。何か強いメッセージがあると思いますので、短い時間ですがよろしくお願いします」と語った。

その後も登壇者たちは順番に映画が完成した感慨を口にしていき、堤は「この作品は東野圭吾先生が20年前に書かれた小説がもとになっています。まるで未来を予知するような小説でございました。最初は本当に私で大丈夫なのかと思いましたが、長く一緒に仕事してきたチームと1つひとつ調べてこの作品に臨むことができました。スタッフ、キャスト一丸となって暑い夏を過ごした記憶がございます。いろいろメッセージがこもってます。考えさせられる内容ですが、とにもかくにも楽しんでいただきたいと思います」とアピール。さらに「私事ですが50代最後の作品になってます。いい還暦を迎えられるといいなと思ってますので……皆さんよろしくお願いします」とずらりと並んだキャストたちの顔を見つめた。

またトークコーナーでは、主題歌「Q & A」にちなんで出演者同士の「Q & A」大会が展開された。まずは秦が、高所での撮影もあった江口に「高いところは平気ですか？」と質問。すると江口は「正直苦手です！」と即答し、「あらゆるスポーツをやってきたけどスカイダイビングだけはやったことがなくて……」と撮影時の恐怖を切々と語り「めっちゃ怖かった」と苦笑いした。そして江口は本木に「このシーンだけは耐えられなかったというのは？」と質問。本木は「カーアクションというか、江口さんとハンドルを取り合うシーンがあるんですけど、何度も何度も撮り直して。50を前にした私はへとへとで、もう2度とやりたくないですね」と回答した。またトークコーナーでは佐藤二朗が、松島花に「好きです！ まずはお友達からでいいんで。LINEやってないんで、メールアドレス教えてください」と告白する場面も。松島は突然の出来事に笑いながら「LINE始めてください」と佐藤をあしらっていた。

舞台挨拶の終盤では“ビッグB”を印刷した巨大な横断幕が登場。登壇者たちは客席と横断幕をバックに写真撮影に応じ、完成披露プレミアを終えた。

「天空の蜂」は9月12日より全国ロードショー。