ミステリアスな女性写真家の横顔に迫る「ヴィヴィアン・マイヤーを探して」予告編

第87回アカデミー賞の長編ドキュメンタリー部門にノミネートされた「ヴィヴィアン・マイヤーを探して」の公開が10月10日に決定。あわせて予告編がYouTubeにて発表された。

本作は生前に1枚も作品を発表せず、死後に見出されたアメリカの写真家ヴィヴィアン・マイヤーの軌跡をたどるドキュメンタリー。監督はジョン・マルーフとチャーリー・シスケルが共同で務めた。マルーフはマイヤー作品の収集家として知られ、そのコレクションはネガフィルムをはじめとしてプリントやホームムービー、インタビュー音声など多岐にわたる。

予告編の冒頭に収められたのは、マルーフが「近所で開かれたオークションで偶然見つけた」とマイヤー作品との出会いについて語る場面。さらにマイヤーがニューヨークの人々の姿を切り取った写真とともに、プロの写真家による批評や実際の彼女を知る人物へのインタビューなどが次々と映し出され、謎のベールに包まれたマイヤーの素性が少しずつ明らかになっていく。