メリル・ストリープ＆テイラー・スウィフトも出演、ディストピアSF「ギヴァー」

ロイス・ローリーのベストセラー小説を映画化した「ギヴァー 記憶を注ぐ者」の公開が9月5日に決定。同時にポスタービジュアルが公開された。

「ギヴァー 記憶を注ぐ者」は児童文学者であるローリーが執筆し、1994年にニューベリー賞を受賞したディストピア寓話。世界で1000万部もの販売数を記録した。物語の舞台は争いも揉めごともない平和な管理社会が築かれた近未来。完全な平等が実現した理想郷のような環境に見えたが、住人たちは過去の記憶や自由を一切持っていなかった。主人公の青年ジョナスは、職業任命の儀式で主席長老から“記憶を受け継ぐ者”であるレシーヴァーに指名される。彼は過去の記憶を唯一蓄えている賢者“記憶を注ぐ者”ことギヴァーと出会い人類の歴史を学ぶうちに、コミュニティに隠された秘密と真実を知る。

ジョナスを演じるのは、若手俳優ブレントン・スウェイツ。そしてジョナスの恋人フィオナ役を務めるのは、イスラエル出身の若手女優オデヤ・ラッシュ。共演には「マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙」のメリル・ストリープ、「クレイジー・ハート」のジェフ・ブリッジスらベテラン勢が並ぶほか、歌手のテイラー・スウィフトも女優として参加を果たしている。