ゼメキスの3D作品でレヴィットが地上411mを空中闊歩、足がすくむ予告編

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フランスの大道芸人、フィリップ・プティの自叙伝をベースにした3D実写作品「ザ・ウォーク」の予告編が公開された。

「ザ・ウォーク」メインビジュアル

「ザ・ウォーク」メインビジュアル

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メガホンを取ったのは「バック・トゥ・ザ・フューチャー」シリーズや「フォレスト・ガンプ/一期一会」のロバート・ゼメキス。地上411メートルから見渡す景色を、最先端のVFX技術を用いて迫力ある映像に仕上げた。主演を務めるのは「(500)日のサマー」「インセプション」のジョセフ・ゴードン=レヴィット。プティが秘める壮大な覚悟を繊細な表情で表している。

予告編は空に向かってビルの壁面を駆け上るカメラの映像から始まり、登りきった先の屋上で1人佇む、レヴィット扮するプティの姿を捉える。ニューヨークにそびえ立つこのビルは、かつてマンハッタンのシンボルであったワールドトレードセンター。プティはビルから飛び出した鉄骨に乗ると、風を強く受けながら前方へゆっくりと歩を進めていく。

プティは1974年、当時世界一の高さを誇ったワールドトレードセンターのツインタワーをワイヤーロープ1本でつなぎ、無許可で綱渡りを決行した。伝説的なパフォーマンスは“史上もっとも美しい犯罪”として語り継がれ、2008年にはジェームズ・マーシュが「マン・オン・ワイヤー」としてドキュメンタリー化。第81回アカデミー賞長編ドキュメンタリー映画賞をはじめ、世界各国の映画祭で賞を獲得している。

「ザ・ウォーク」は2016年1月23日より全国ロードショー。街を俯瞰する圧巻の映像を、高所恐怖症でなければぜひその目で確かめてほしい。

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