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2014年に日本公開された「チョコレートドーナツ」は、1970年代のアメリカ・ニューヨークで起こった実話をもとに作られた作品。障害を持ち母親に見捨てられた子供と、その子供と家族になろうとするゲイのカップルが、世間の偏見と闘う姿が描かれている。本作はシカゴ国際映画祭、シアトル映画祭など全米の映画祭で上映され10の賞を受賞。さらに“中傷と闘うゲイ&レズビアン同盟”が主催するGLAADメディアアワードでは最優秀作品賞に輝いた。
5月10日に来日したファインは、居酒屋が立ち並ぶ中野駅北口の商店街や中野ブロードウェイ、哲学堂公園を視察。区長に対面すると「中野はニューヨークなどと比べると非常に小さな都市だが、その分いろいろなことが凝縮されている。ふとしたささいな出来事など、中野の日常をポストカードのように切り取る感覚で映画を作りたい」と構想を語った。
ファインの帰国は24日を予定。スムーズに行けば2016年の春頃には再来日し、次回作の撮影を開始するという。
トラヴィス・ファインの映画作品
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- 「チョコレートドーナツ」オフィシャルサイト
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『チョコレートドーナツ』の監督を務めたトラヴィス・ファイン、次回作は中野区が舞台の中心だそうです。まんだらけ出てくると勝手に確信。。 http://t.co/jsLgYc4rNr