染谷将太にはミギーが見えていた!?「寄生獣」舞台挨拶で明かす撮影秘話

本日4月25日、TOHOシネマズ スカラ座にて「寄生獣 完結編」の初日舞台挨拶が行われ、染谷将太、深津絵里、橋本愛、新井浩文、ピエール瀧、山崎貴監督が登壇した。

「寄生獣 完結編」は岩明均のマンガ「寄生獣」を原作とする実写映画2部作の後編。染谷演じる平凡な高校生の新一が、自分の右手に寄生した生物「ミギー」と共に、人間を捕食する寄生生物たちと戦うさまを最新のVFXで描いている。

ミギーは撮影後にVFXで合成されるため、現場では1人で演技することが多かったという染谷は「最後まで自分が持つかなと思ってたんですけど、だんだん本当にいるように見えてくるんですよね。とても不思議な感覚でした」と舞台裏を明かす。寄生生物の1人、田宮良子を演じた深津は、共演した染谷を「楽しかったし学ぶことが多かった。すごい方だと思います。演じているってことを感じないぐらいに役そのものになりきってしまうんです」と絶賛。染谷は「恐れ多いです」と恐縮し、笑いを誘う。新一のガールフレンド、村野里美役の橋本は「青春映画なので、『怖い』とか『グロテスク』という先入観にとらわれず女性にも観てほしい」と本作の魅力を伝えた。

続いて、イタリアで開催されるウーディネ・ファーイースト映画祭のコンペティション部門にて「寄生獣」2部作が上映されることを司会が報告。昨年「永遠の0」で同映画祭の観客賞を受賞した山崎監督は、「日本のコンテンツ力を見せていきたい」と意気込む。イベントには公開初日を記念したくす玉「寄生獣くん」も登場。染谷がひもを引くと「寄生獣 完結編 大ヒット！」と書かれた垂れ幕が現れ、会場は拍手に包まれた。

※動画は現在非公開です。